年末の大掃除で知っておきたいキホン そもそも掃除と片づけは異なる

2020/11/15
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

大掃除!!

年末を意識する時期がやってまいりました。
あなたは大掃除する派?しない派?

大掃除の由来

大掃除をしようと思っている方も多いでしょう。
もともと、1年の厄を払う意味あいがあり、家を清めた状態で神様をお迎えしようということで行うようになったそうです。
しかし、寒い冬にやらずに秋などの穏やかな季節にする方もいらっしゃるようです。
あるいは、普段からマメに掃除をして綺麗に保つことで、大掃除自体をしないと言う方も増えてきています。

掃除≠片づけ

大掃除をする・しないに関わらず、まず掃除と片づけは別ものであることを確認しておきたいところです。
意外と多いです。掃除=片づけと思っている方。

掃除は汚れを取り除くこと。
片づけは使ったモノを元に戻すこと。

ですから、掃除をするなら、まず先に片づけを行う必要があります。
モノが散乱している状態では掃除もままなりませんからね。

一気にやろうとすると最後まで終わらない場合も多い

リビングの大掃除をしようとした場合、壁紙の汚れや照明の掃除など、毎日の掃除ではしないところをやろうとすると思います。
壁紙の掃除をするなら、家具を動かす必要があります。
家具を動かすためには、上に置いてあるモノを移動させなければなりません。
そこが書類や小物で山積みなっていたら・・片づけなければなりません。
片づけをやり始めたら時間があっという間に過ぎて、壁紙の掃除までたどり着かなかった・・
と、いうことが起こるかもしれません。

掃除の前に片付けをする

大掃除に取り掛かる前に掃除がしやすくなる準備をしておくと捗ります。
散らかっているモノは元に戻しておく、ゴミは捨てておくなどをしておくと、大掃除当日は掃除のみに専念できます。
普段の掃除にも言えることで、モノは掃除機をかける前に片づけておく。
そうするといちいちモノをどけなくて済みますので、効率良く掃除できます。
そのほうが格段に「めんどう臭さ」がなくなるので、掃除自体が楽しいことになります。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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