間違いなく捨てて良いと思うモノ 【不祝儀袋】 3つの理由

2022/01/09
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

捨てる・捨てないの判断基準は人それぞれです。
ある人にとっては捨ててもよいと思うモノでも、ある人にとっては拠り所となるモノの場合もあります。
一概に「捨ててよい」とは言えないし、ましてや「捨てるべき」という決めつけはおすすめしません。
しかし、これだけは捨ててもよいのではないかと思うモノがあります。
それは「不祝儀袋(香典袋)」です。
その傾向と理由を述べます。

かなりの確率で家にたくさんある不祝儀袋

整理収納の作業で必ずと言っていいほどたくさん出てくるアイテムのひとつです。
頻繁に使うものではないので、保管する時は奥深くにしまい込むことが多いです。
そして、使う時は慌ただしいタイミングなので、結局お店で調達します。
買う時はついつい2枚入りとか5枚入りとか複数枚のものを買い、残った不祝儀袋はまた奥深くにしまい込みます。
整理しているといろんなところからパラパラ出てくるのも不祝儀袋の特徴のひとつです。

捨ててもよい理由1.弔事を待っているみたいだから

マナー的な話です。
香典袋に入れるお札を新札にすると、予め用意していた感があり亡くなるのを待っているみたいなので避けたほうが良いと言われています。
同じように香典袋もいつも万全に準備しておくのは、いつも不幸を待っているみたいだという考え方です。

捨ててもよい理由2.長期の保管で傷んでいる場合が多い

数か月の保管ということはほとんどなく、多くが年単位の長期保管になっています。
10年単位ということも珍しくありません。
その間に移動したりしているうちに、角が折れてしまったり、シワや凹みが付いてしまったりします。
パッと見はそんなにわからないかもしれませんが、いざ使おうとして出してよく見たら「これは無理だ」という場合が多いです。

捨ててもよい理由3.必要な時はすぐ買うことができる

24時間開いているコンビニで必ず購入できます。
家に大量にストックしている不祝儀袋はだいたいコンビニで調達できるようなタイプのものではありませんか?であれば、すぐに出すことができないしかも傷みの恐れのある状態で家に保管しておくか、綺麗な状態でコンビニで保管しておくかの違いと考えれば良いと思います。
自分が病気で買いに行くことができないとか、天災でお店が開いていないなどであれば、そもそも弔事に参列できる事態ではないということになります。

まとめ

上記で述べた3つの理由から、私は不祝儀袋は捨てても良いと考えています。
手元にないのは不安と思う場合は、綺麗な状態のモノを1枚だけ保管しておけば良いと思います。
間違いなく10枚も20枚も必要ありません。
この袋ばかりは、「何かの代わりの封筒として使えるかも」とは思わないですよね。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

計算中