ごみを正しく出すためにしていること【分別を徹底】

2022/02/21
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

ごみを家から出す時は、なるべく資源としてリサイクルできるように心がけています。
そのためにはしっかり分別することが大切。
私が住む札幌市では以下のような出し方です。

【分別の種類】

・紙類
処分する紙類は資源として回収できるように出します。
古新聞や古雑誌、ダンボールは町内や学校で回収していますので、その時にまとめて出すようにします。
お菓子の空き箱などは雑紙として紙ごみの日に出します。
生ごみとは一緒にしないようにしっかり分けておきます。

・ビン・缶・ペットボトル
私の住む札幌市では週に1度出すことができます。
全て同じ袋に入れて出すことができます。
中をすすいで綺麗にして透明または半透明の袋に入れてだします。

・容器包装プラごみ
札幌市では、食料品や日用品などが入っていたプラスチック製の容器・包装・緩衝材で、中身を取り出したり、使ったりした後に不要になるものを容器包装プラスチックごみとして回収します。
製品としてのプラスチックは燃やせるごみです。
なので、タッパーなどのプラスチック容器は製品なので、燃やせるごみとして出します。

・燃やせるごみ
生ごみ、衣類や靴など

・燃やせないごみ
金属やガラス、せとものなど

他にスプレー缶や乾電池など細かい分類があり、「あれ?これはなんだったっけ?」と迷う場合も多いです。
市のホームぺージやごみ出しのアプリで調べることができます。

【分別のポイント】

1、資源系のごみかどうか
ますは、「紙」「ビンカンペットボトル」「容器包装プラごみ」のどれかに当てはまるかどうか分別します。

2、燃やせるかどうか
「燃やせるごみ」か「燃やせないごみ」かを分別します。

3、大型ごみかどうか
専用の袋に入らない場合は「大型ごみ」(家電4品目以外)

4、他の方法か
スプレーや乾電池など、その他の出し方かどうか

5、資源回収の拠点に出せるものかどうか
また、自治体で行っている資源回収や、企業で行っているリサイクルの拠点もあります。
紙やペットボトル以外にも、衣類、フライパンなどの金属製品、小型家電、パソコンやスマートフォンなど多岐にわたって回収しています。
リサイクルとして有効利用されますので、そういった回収先に出せるかどうかも確認します。

【分別の継続】

1、家の中で定位置を決める
リサイクルできる品物の置き場所をしっかり決めます。
袋に入れた状態でその辺に置きっぱなしにしておくと、それが常になって部屋の中が雑然とした雰囲気になってしまいます。
ペットボトルなどは分別のごみ箱を使う場合が多いですよね。
細かいモノひとつひとつにゴミ箱を用意する必要はありませんが、置き場所はしっかり決めておくのが良いです。
紙類の置き場所も決まっていなければ、しっかり定位置を確保すると良いです。私は雑紙専用のファイルボックスを用意しています。

2、アラート設定などで知らせる機能を使う
携帯のカレンダーなどスケジュール管理できる機能を使って、回収の日のお知らせ設定をします。
そうすると忘れずに確実に出すことができるようになります。
2週間に1度とか月に1度しかないような回収の設定に役立ちます。

3、いきなり完璧を目指さない
最初から完璧を目指さないというのも大切です。
例えば、納豆のプラ容器は「容器包装プラスチックごみ」になります。
しかし、プラごみとして出すには「水ですすいで」出す必要があります。
納豆のプラ容器を毎回すすぐのは慣れないうちはめんどうかもしれません。
また、大量の水を使わなければならないのであれば本末転倒です。
そういった観点から、汚れを落としにくい場合は燃やせるごみとして出しても良いことになっています。

完璧にやろうとするとプレッシャーになり、かえってできなくなったり、ストレスになります。
できることから行って習慣にしていくことが大切です。
さらに環境に優しいごみの出し方ができるよう心掛けたいと思います。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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