その製品のハコ、どうしていますか?【ハコ問題考察】
新しく何かを購入したら箱に入っています。
その箱をどうするか?
処分する派と取っておく派、両方から考察してみます。
処分する派
本体を取りだしたらすぐに箱は捨てる人達です。
■処分する理由・・
用があるのは中身、箱は邪魔だから必要無し!
■処分のメリット・・
保管場所を必要としない
■処分のデメリット・・
本体を保管しておくには別の入れ物が必要になる
取っておく派
本体を抜いた状態で箱ごと保管しておく人達です。
■取っておく理由
売る時に箱があったほうが良さそう
コレクションなので箱も持っていたい
■取っておくメリット
安心感や満足感
■取っておくデメリット
場所を使う
ハコ問題はこうしてジャッジする
箱を処分するか取っておくか。
持ち主の考え方にもよりますし、モノにもよりますので、なかなか悩ましいところです。
私自身は処分する派です。
ただ、先日こんなことがありました。
お子さんのおもちゃの保管に悩まれているママさん、箱も含めて処分するかお悩みでした。
プラレールやトーマスなど大きくて形の定まらないおもちゃもあります。
あまり遊ばなくなったおもちゃもあるけど、まだ処分はしたくないとのこと。
それなら、あまり遊ばないおもちゃは、箱に入れてクローゼットの少し奥に保管してはいかがでしょうか?とご提案しました。
箱に入れておけば四角い形になるので保管しやすいし、ホコリもかぶりません。
保管場所は少し奥だけど、お子さんの視界にも入るようにして、遊びたくなった時はすぐに出せるようにしました。
箱があることで、収めやすく見てすぐにわかるように保管できた例です。
一方で、売るために箱を取っておくのは、あまりおすすめしておりません。
なぜなら、よほどのレア物じゃない限り、箱の有無で査定はそんなに変わらないからです。
遠い将来のために、空き箱を後生大事に抱えるのはナンセンスです。
このようなことから、箱を処分するか取っておくかは、
・自分のために必要な箱か?
・今必要な箱か?
この2つの視点で決めることをおすすめしております。
捨ててしまった後で「捨てなきゃよかった」と思うことも、時にはもしかしたらあるかもしれません。
しかし、眠れないほど後悔することはないはずです。あくまで箱ですから。
この記事を書いたのは・・
渡部夏代(わたなべなつよ)
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。