【動線問題】よく通るところに出っ張りがあるとストレスがかかる
家具の配置の仕方によってストレスがかかる動線になってしまうことがあります。
模様替えをあまりしない家だと、一度配置した家具の場所が「当たり前」となって、動線の悪さに気が付かないことがあります。
ストレスがかかる動線
例えば上記の図のように、入口すぐのところにキッチンがあり、その奥にリビングがあるような間取りの場合。
カウンター付近に家具を配置していると通路が狭くなってしまいます。
ここを通る時に一直線の動線も確保できません。
最初に家具を配置すると、その場所が「当たり前」になってしまい、不便な感覚がマヒしてしまいます。
スムーズな動線
図のように家具が配置されていなければ、通路が広く保たれます。
動線も一直線に確保できますので、物を持って移動する時も非常にラクです。
使った物を戻すためにここを通る時も億劫さが軽減されるので、後回しになりにくいです。
身体的にも心理的にも片付けやすいということです。
部屋の中の出っ張りをなくす
家具やワゴン、ゴミ箱、カゴなどで部屋の中に凸凹ができると狭くなるし、まっすぐ進むのを阻害されて動線が悪くなります。
掃除もしにくくなります。いびつな形はいろいろな面でよくない影響があります。
なるべく動線はまっすぐに確保できるよう、空間を広く保てるような配置が良いです。
そう考えると、床置きはひとつでも無いほうが快適なのは言うまでもありません。
家の中で出っ張っているところはないか?家具の配置で動線のじゃまになっていないか?今一度確認してみましょう。
この記事を書いたのは・・
渡部夏代(わたなべなつよ)
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。