【おすすめお土産】整理収納アドバイザーの選び方
旅行に行く楽しみのひとつにお土産選びがあります。
また、家族や友人からいただくお土産も嬉しいものです。
人を笑顔にする「お土産」。せっかくなのでより嬉しいものになるように、私が気をつけている「選び方」を述べます。
「消えもの」を選ぶ!
これは「絶対そうして!」と言いたいくらい強くおすすめすることです。
どなたかに渡すお土産は、リクエストされた場合は別として、「消えもの」をおすすめします。
消えものというのは、食べてなくなる物や使ってなくなる物のことです。
食べる物ならやっぱりお菓子が鉄板ですし、使ってなくなる物なら入浴剤といった雑貨など。
とにかくさっさとなくなる物です。
理由はもちろん、残る物の場合、受け取った人が欲しくない物だと残念すぎるからです。
例えば、上記の画像のものは昨年私があるイベントに参加した時のお土産です。
ある人にとってはものすごく欲しい物ですが、興味のない人にとっては欲しくもなんともない物です。
これは極端な例ですが、自分で良いと思った物でも相手が同じとは限りません。
しかも旅のお土産は、行った人にとっては「思い」が乗っかっていますが、行ってない人には「思い」はないのです。
そう考えると、単純に「食べて美味しい」「日常に役立つ」といった実用性があって、なおかつ消える物がおすすめ。
「個包装」を選ぶ!
お土産としてお渡しする場合、ひとつひとつ個別に包装された物がおすすめです。
例えば、カステラ1本のお土産の場合、受け取った人が一人暮らしでダイエット中ならどうでしょうか?
カステラは好きだけど、ダイエット中だから全部ひとりで食べるのは厳しい。かと言って自分は手をつけずに誰かにまるっとあげてしまうのも不義理な気がするし、一口くらいは食べたい・・要するに分けにくいものは困るということです。
個包装になっているほうが扱いやすいです。個包装の6個入りというような詰め合わせなら1個だけいただいて、残りは他の人にお裾分けすることもできます。
やや話がズレますが、昔会社員をしていた時代に、お取り引き先のお客様がお土産にショートケーキを持ってきてくれたことがあります。
嬉しいのですけど困りました。ケーキをお出しするのにお皿、フォーク、飲み物を用意しなければなりません。(まだまだお茶くみのある古い時代)
しかも生ものなのでその日のうちに全部消化しなければならず、忙しい時期なのに時間が取られて大変でした。
個包装の持って帰れる物だったら、配るのもラクだし助かるのになぁと思った記憶があります。
「期限長め」を選ぶ!
食べる物の場合、賞味期限は重要です。常温保存のお菓子でも意外と短い物もあります。
渡しそびれてギリギリ、あるいは期限が切れてしまうと残念過ぎるので、賞味期限が長い物を選んでいます。
ご当地の人気商品で、どうしてもそれにしたいのであれば、お取り寄せができるかどうかを調べて、帰宅した後に注文するのも一案です。そうすると期限を少し延ばせますし、旅行中持ち歩かなくても済みます。
「同じもの」を選ぶ!
家族、職場、友人、ご近所など、お渡し先が数か所ある場合、同じ種類のものを選ぶと扱いやすいです。
例えば、家族は3人で職場は5人いる場合は、8個入りのお菓子購入すればちょうど良いです。個包装1個ずつをかんたんにラッピングすれば可愛くお渡しできます。
また、思っていたよりも人数が多くて足りなくなりそうとなった時も同じ種類で買っておけば不足を補えます。
「特徴」を知った上で選ぶ!
アレルギーや宗教上の理由で食べない物や使わない物がある可能性にも注意が必要です。
以前私がやってしまった失敗です。お茶やコーヒーなどのカフェインを摂取しない方に紅茶を贈ってしまったことがあります。
相手の方が気分を害したということはなかったのですが、飲まないものは困るだろうなと思いました。
贈る気持ちが大事とはいえ、せっかくなら喜んでいただけるものを渡したいです。
そのためには日頃から相手のことを知ろうとする働きかけは大切だなと思いました。
まとめ
自分のために買うお土産は心の向くままに選ぶと良いですが、どなたかにお渡しするお土産は相手のことを考えながら選びたいものです。
お土産を渡したいのはなぜか?「日頃お世話になっているから」「この前いただいいたから」など、渡す目的も明確にすると良いです。
そしてその先には「相手の方と今後も良い関係を築いていきたいから」があると思います。さらに笑顔になれるようなお土産を選べると良いですね!
この記事を書いたのは・・
渡部夏代(わたなべなつよ)
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。