札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

使いやすい収納にするためのコツ キッチンの引き出しの実例

2020/10/05
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

空間に対してモノの量が多過ぎると収納はうまくいかない

500mlのペットボトルに1リットルの水は入りません。
これは誰でもはっきりわかることですし、無理に入れようとは思わないです。

収納スペースも同じです。
20着しか入らないクローゼットに40着入れようとするのは無理があります。
しかし収納には出し入れするための隙間があるので、そこに無理に押し込めてしまう。
そうすると使いづらくなってしまいます。

あらゆる所でキャパオーバーを起こしているかも

他にもありとあらゆる場所でキャパオーバーが発生しています。
モノをたくさん詰め過ぎると、確実に使いにくくなります。

リビングの棚
キッチンの引き出し
洗面所のシンク下

などなど、ちょっと覗いてみませんか?
これらの手が届きやすい場所は、いわゆる「1軍」の収納場所。
良く使うモノを入れておく場所です。
それなのに、そこにモノがぎゅうぎゅうに詰まっていたら出し入れしにくいです。

不便さを感じたら、何が入っているのかを確認しましょう。
そんなに頻繁に使っていないモノがあれば移動させます。

キッチンの引き出しの中

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私の家のキッチンの引き出しをご紹介します。
調理台のすぐ下の場所にあるところです。
調理中に必要なモノをすぐに取り出すことができるように、何を入れるか厳選しました。

ナンバーワンはハサミ

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ハサミは重要アイテム

袋を切るために使うことが圧倒的に多いです。
サッと出して、スッと戻せるようにするためには、他のモノが一緒だと干渉し合って邪魔になるので、ハサミオンリーです。
ガチャガチャと音がするのも嫌なのでスポンジシートのようなものをここだけ敷いています。

隣につまようじ

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トライポフォビア(ぶつぶつ恐怖症)の方ごめんなさい

爪楊枝は野菜を加熱中に火の通り具合を確かめるために使います。
もたもたしていると火が通り過ぎてしまうので、サッと出してパッと確認できるようにしています。

輪ゴム入れの100均ケース

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モノトーンの輪ゴムがお気に入り

こんなに大きくなくてもいいのですが、100均のこのケースが一番使いやすかったです。
普通の黄土色のタイプと白黒タイプに分けてるのは遊び心です。

ポリ袋入れの100均のケース

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この使い分けも自分にとって重要

ポリ袋も私にとっては調理中のかなり重要なアイテムです。
一度も使っていない真新しいのと、1回使った袋に分けているのがポイントです。
新しい袋は食材を入れる時に、1回使ったけどまだキレイな袋はここに保管して生ゴミを入れる時に使います。

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メラミンスポンジで隙間を埋める

引き出しの仕切りはジャストではないので少し隙間ができてしまいます。
開け閉めのたびにズレるのはストレスなのでメラミンスポンジを挟みました。
この隙間の埋め方はいろんな場所に応用できます。

奥は予備の布巾

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空間に余力を残します

奥には布巾の予備を入れております。
それ以外は何も入れずに、空間に余力を持たせます。

どんな調理の時もホボ毎回使うモノだけを入れております。
引き出しを開けるという動作1回だけで取り出すことができる「ワンアクション」にこだわりました。

前は栓抜きとか缶切りなどもこの場所だったのですが、滅多に使うモノではないので別の場所に移動しました。
大きなモノではないけど、他のモノを取り出す時に邪魔をしてしまいます。
隙間があるからと言ってぎゅうぎゅうに詰め込むと使いにくくなってしまいます。

「必要なモノだけを選んで収める」

これをぜひおすすめします。
モノの出し入れのストレスが皆無になります。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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