【捨てる優先順位】こういうモノは処分対象!おすすめの2パターン

2021/01/27
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

モノが多い、すっきりしたいと感じたらこれらの見直しも

整理しよう、片づけよう、モノを減らそうと思った時、最初に何を思い浮かべますか?
キッキンの収納方法でしょうか?クローゼットの服の並べ方でしょうか?
収納の仕方を考える前に、まず目の前の不必要なモノをしっかり取り除いていきます。

捨てることを強要はしませんが、「減らしたい」と考えているなら、処分対象としておすすめのモノを挙げてみたいと思います。

2パターンに分けてみます。
1.真っ先に処分をおすすめするモノ
2.なるべく処分をおすすめするモノ

真っ先に処分をおすすめのモノ

これは処分しましょう!と強くおすすめするモノです。
今回、賞味期限切れや傷んでいるもの、壊れているモノは除外しています。

郵便物の封筒

届いた郵便の袋を取っておく必要はありません。
差出人を控えておきたいなら、その部分だけ書き写すか切り取っておくか写真に撮るなどします。
最悪なのが、中身を見た後に封筒に戻してしまう行為です。いつまでもそのままになります。
書類整理の妨げになりますので、これは強くやめることをおすすめします。
封筒は捨てましょう!

数か月前のレシート

家計簿を付けよう・・と思っていたけど、なかなかできず、気が付いたら何か月も経ってしまった。
確定申告などをする場合は別ですが、何か月も前に遡って付けることに意味はあるでしょうか?
家計簿を付ける目的は何なのか?を今一度振り返ってみます。
そして、「今日から」にしても良いと思います。

製品が入っていた空き箱、空き瓶、空きケース

「いつ何に使うのか」これが明確でないモノは処分します。
厳しい口調になりますが、こういうモノまでも取っておきたいと思うようでは、スッキリしたいという希望は実現しません。
限られた空間に対して、自分は何を優先したいのかを考えてみることをおすすめします。
不安であれば1個だけと数を決めて取っておく方法もありますが、使う場面になったら大きさが合わなかったりしてなかなか活用できないことのほうが多いです。

もう手元に無い服の予備のボタン

服はもうとっくに処分してしまったけど、予備のボタンだけとってある。
その予備のボタンを今後使う確率は非常に低いです。
手芸などをなさっている場合は使うことがあるので取っておきたいと思うこともあるかもしれませんが、使う可能性を厳しく見積もりましょう。

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

揃っていないモノ

4人家族なのに3枚しかないお皿、カップが割れた残ったソーサーなど、揃っていないモノ。
使う機会がない、あるいは限定されてしまいます。
不揃いのハンガーも雑多な印象にしてしまいます。
家の中をスッキリしたいなら処分!

なるべく処分をおすすめするモノ

モノが多い、すっきりしたいと感じているなら無いほうが良いモノです。
決めるのはあくまでも持ち主ですが、こういうモノは整理のじゃまをしやすいモノです。

各種試供品

キッチン用品や掃除用品の試供品。
「いつ使うか」が明確に決まっていないモノ。
例えばキッチンペーパーだったらすぐに使いきってしまいましょう。
化粧品も然りです。「旅行の時に使うから」と思って保管するなら、「1年以内に決定している旅行の分だけ」と言う風に明確な期限を設けます。
今、使う予定がないモノは、使う日がいつ来るのかわからず、家の中に溢れてしまいます。

古い化粧品

口紅など、新しいモノを買ったらそっちをよく使うようになります。
古いほうは使われなくなることが多いです。
今、使っていないのなら「いつか使うかも」と思っても、結局使わないことが多いです。
新旧交代したモノ全般に言えることです。新しいモノを買って代が移り、1軍選手じゃなくなったモノは処分の対象です。

少しだけ残っているモノ

洗剤とか調味料など、少しだけ残ったままで放置されているモノ。
少し残っているので「とりあえず」取っていて、しばらく経過している。そういうモノは今後出番はなさそうです。
「まだ残っているからもったいない」という気持ちと、場所のコストやモヤモヤのコストと比べてみるのがおすすめです。

同じ役割を果たすモノが複数ある

代表的なのがしゃもじです。しゃもじを使うシーンは、ごはんをよそう時です。
あとは手巻き寿司の時でしょうか。大人数で手巻き寿司をよくするご家庭なら2~3個必要かもしれません。
5個も6個もある場合、それがフル稼働するシーンはどれくらいあるのかを考えてみましょう。
「モノが多いのですっきりしたい」という目的に沿っていますか?

同じモノでも、違う場所で使うモノはそれぞれの場所に必要なモノです。
ペンもそうですし、ハサミやティッシュなどの生活用品。
おたまなども、煮込み料理と味噌汁という具合に2つ必要な場合もあります。
複数あるほうが生活が便利になる場合と、そうでない場合があります。

複数あるモノに関しては、適材適所か?同時に使うのか?という観点で考えてみると良いです。
「とりあえずたくさん用意しておく」のではなく、「基本1個で、必要に応じて足し算する」という考えにします。

いつか売れるかもとフリマサイトに出品し続けているモノ

少し前の記事にも記載しておりますが、「売れるかも」と言ってなんでも保管していると、すっきりには近づきにくくなります。
値段を下げるなどして早く売り切ってしまいます。
それでも買い手がつかない場合は、リサイクルショップに持って行くか捨てるなどして処分します。

似たような服

好みの傾向はだいたい決まっているので、気が付いたら同じようなアイテムが何個もあるということが起こります。
自分にとって必要な枚数はどれくらいなのかをまず知ることが大切です。

色違い、サイズ違いで何個も常備している雑貨

色とりどりのテープ、S・M・Lサイズのポリ袋というようにいろんな色・サイズをとりどり常備している場合。
種類が多いということは、それだけ保管に手間がかかります。
本当に3サイズ揃えておく必要があるかどうかを考えてみます。
種類が多いなと思ったら一度使い切って、買い足さない状態でしばらく過ごしてみるのもおすすめです。
不便がなければそれがなくても暮らせることがわかります。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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