「〇〇」が好きな人はコレに気をつけて~!5つのポイント

2020/12/04
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

「飾る」が好きな人に気をつけてほしいこと、おすすめのポイント

綺麗なお花や、活き活きとした観葉植物、またはキラキラのクリスタル製品など・・飾り物があると、家の中が華やいでとても素敵です。
飾る時に気を付けると良いポイントを考えてみました。

①「飾る」の意義を深掘りしてみる

なんとなく素敵だから飾っているという場合は、そこからもう一歩踏み込んで、「自分は何のためにこれを飾りたいのか?」と深掘りしてみてください。

「緑を飾って、潤いを持たせたいから」
「絵画を飾って、高級感のあるインテリアにしたいから」
「写真を飾って、撮った時のことをいつも思い出していたいから」

飾る目的がハッキリとしてくると、飾るという行動がさらに意義のあることになります。
すると効果的な飾り方が実現します。

②「飾る」まずは片づけてから

飾るのが好きな人は、もともとインテリアにも関心が高くお洒落な方だと思います。
センスも良くて素敵なアイテムを選ぶのも上手です。
さらに片づけもできていれば、その素敵なアイテムを美しくディスプレイすることができるでしょう。
しかし、片づけが後回しで、整っていないのにいろいろ飾ってしまうと、ゴチャゴチャして雑多な印象になってしまいます。
まずは、飾る場所を整えるのが先です。

③「飾る」数は最小限にする

カウンターやディスプレイキャビネットなど、飾るにふさわしい場所があると思います。
そこに、なんでもかんでも所狭しと並べてもあまり良いことはありません。
見た目も息苦しい感じで美しくないですし、掃除が大変です。
掃除をする時にひとつひとつを移動させなくてはならないとなると億劫になります。
めんどうだからそれを怠っているとホコリだらけになります。
空間を美しくするためだったはずが、逆効果になってしまいます。

私は観葉植物が好きで、リビングに鉢植えを10個位置いていた時期もありました。
しかし、葉っぱにもホコリが溜まりますし、枯れた葉をこまめに取り除くなどの手間がめんどうでした。
枯れた後は買い足さずに鉢を徐々に減らしていき、今は2つにしています。
10個の手間と2個の手間を比べると、圧倒的に2個のほうがラクです。

④「手入れ」をして毎回“良いな~”と思えるようにする

飾っている場所をこまめに掃除することはとても大切です。
ホコリを取り除くことが一番の目的ですが、同時に毎回動かすことで飾り物に対して注意を払うようになるという効果もあります。

いつも視界に入っているモノは、そのうち「景色」になり、関心が薄れます。
雑多でもホコリだらけでもあまり気にならなくなります。
掃除をしたり、向きをちょっと変えるなど、手を加えることで関心を持ち続けることができます。
手入れをした後って、「これ好きだな、いいな、買って良かったな」などと、しみじみ眺めたりすることってありますよね。
そういうことを繰り返すことによって、愛着も湧いてくるし、良い状態を保つことができます。

⑤「管理」をラクにできるようにする

飾るのは、片づけがある程度できるようになってからがおすすめです。
特にホコリが溜まりやすい形の複雑なモノは、片づけや掃除の習慣がしっかりついてからが良いです。
繰り返しになりますが、飾るのは空間を引き立たせるためのアイテムです。
置いてあることでかえって雑多になってしまうのであれば、それは飾るとは言えません。

私もいろいろカッコ良く飾りたかったので、こまめに掃除するとかガラス扉付きの収納を用意するとか、いろいろ試行錯誤を繰り返しました。
しかし、やっぱりめんどうとか、ゴチャゴチャするなど、なかなか満足できませんでした。
そして最終的には「なるべく飾らない」選択に。
飾らないということは持つ必要もないので、手放す方向になりました。
この辺りは人それぞれです。自分の軸で、自分の選択にモノを合わせていきます。

飾っていることで、自分が常に良い気持ちでいられる状態が大切だと思います。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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