【リビングの綺麗キープ術】モノが散らからない状態を保つには?

2021/05/05
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

【確認】リビングは誰のモノ?

一人暮らしではなく、家族がいるご家庭の場合、リビングはみんなで使う場所です。
ということは、誰のものでもあり誰のものでもない空間です。
共有で使う場所は、誰か一人ががんばって片づけをしたとしても、片っ端から散らかす人がいたら綺麗は保てません。

【方法】個人のモノはリビングに定位置を設けない

特定の人が使うモノ、例えばスマホや本や衣類など。
個人の持ち物はそれぞれ自分の部屋に置き場所を作ります。
リビングで使ったとしても使い終わったあとは自分の部屋に戻す。
これを家のルールとして根付かせます。
リビングに置いて良いモノは共有で使うモノだけ!
モノが多いとどうしても雑多になりやすいので、リビングは最低限のモノだけにします。
これを守ることでリビングの散らかりをふせぐことができます。

【タイミング】使い終わったら戻す、出かける前に戻す、寝る前に戻す

使ったモノを戻すタイミングも決めます。
本などを読み終わったら次の何かを始める前に自分の部屋に戻す。
外出する時や就寝する時、リビングからいなくなるタイミングで自分の持ち物はリビングには残さないなど。
「新しいアクションの前にそれまで使っていたモノをリセットする」ということです。

【例外】小さなお子さん、介護が必要な方など

自分の部屋に戻しにくい場合は別です。
その場合は、リビングに定位置をしっかり作ることが大切です。
お子さんのモノを置くコーナーを作り、お子さんのモノはそこに置くルールもおすすめです。
介護が必要な方は見守る必要がありますので、リビングが中心になると思います。

【再確認】暮らしに一番大切なことは何か?大切なことを優先する

ビシっと整ったリビングが良いという方もいれば、多少雑多でも使いやすいほうが暮らしやすい場合もあります。
散らかっていて危険な場合は改善する必要がありますが、暮らしで一番大切なことは何かを見極めることが大切です。

【まとめ】自分の家のルールを作る

綺麗なリビングを作るのはなんのためか考えます。
そしてそのためのルールを作ります。それをみんなが守るようにします。
その時、勝手にルールを作って強制するのは平和ではありません。
1人だけが頑張って、他が嫌々だと結局ワンオペのイライラ片付けになってしまいます。
お休みでみんなが揃っている時に話題にして「我が家ルール」を作ると良いかもしれませんね。
そもそも理想のリビングが家族の中で一致しないことも多いです。むしろ一致しないことのほうが多いです。
そのあたりのすり合わせも大切です。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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