これはムダだった~!と思うこと 【作り過ぎのおかず】私の3つの失敗

2021/08/12
  • 整理収納アドバイザー。ご家庭と企業の整理収納と資格講座の認定講師をしております。書類整理も得意です。もっと見る>>

こんにちは。
札幌に住む整理収納アドバイザー渡部夏代です。
やりたくなる片づけ。
毎日の片づけを楽しく続けるためにできることをいつも考えております。

おかずを作る時、大きな鍋を使って一度にたくさん作っておけば、何回かに分けて食べることができます。
その他にもう何品か作ることもできますので、効率良く食事の支度ができます。
多めに作っておくのは良いことのようにも思いますが、落とし穴もあります。
私が失敗した3つの失敗をご紹介します。

(1)時間が経つと傷む

特に今の時期は厳重な注意が必要です。
温度は重要で、10℃から60℃の間を「危険温度帯」と呼ぶそうです。
(厚労省の「HACCP(ハサップ)の考え方を取り入れた食品衛生管理の手引き」参照)
食品の雑菌が繁殖しやすい温度です。常温保存はこの中にすっぽり入ります。

温度管理以外にも気を付けなければならないことはたくさんありますが、食材はなるべく早く食べてしまったほうが良いです。
昔、トウモロコシが大量にあったのでコーンスープを作って、何回も温め直して食べていたら見事にお腹を壊すという悲惨なことがありました。
当時小学生だった子どもと一緒に何回もトイレに通うという・・その程度で済んだので今は笑い話となっていますが、一歩間違えると危険です。

(2)飽きる

これは気分や好みの問題ですが、好きなものでも何回も続いたら飽きてしまうというのもよくあることです。
「毎回これでもいい!」というくらい好物もあるかもしれませんが、それは稀です。
せっかく好きなメニューなのにありがたみがなくなってしまったら残念です。
私がよくやりがちなのは、カレーとか豚汁です。さすがに4回続くと、最後は消化試合になってしまいました。
特に豚汁はだんだん煮詰まってきて美味しくなくなります。

(3)大きな調理器具が必要になる

大量の食材を調理するには、鍋もボウルも大きなサイズが必要です。
煮込み用の鍋ひとつとっても「大きいサイズ」「小さいサイズ」とたくさんのサイズを揃えておくとそれだけ収納の空間を使ってしまいます。
私は実家からもらったステンレスの大きな鍋を何種類か持っていました。
良い鍋だったのですが、年に1度も使わないこともありました。
保管の場所を多く使うので収納の空間が圧迫されてしまい、結局奥にしまいこんで出しにくくなるという悪循環でした。
最終的には手放しました。

大家族だとか、親戚が頻繁に集まるといった大人数の調理を頻繁にするのなら必需品かもしれません。
しかし、少人数なのに大きな鍋を使って調理して、それを飽きながら食べて、それでも食べ切れず傷ませてしまうのなら不毛です。
自分の暮らし方に合った量を知ることは、あらゆるムダを取り除いていくことに繋がると思います。

この記事を書いたのは・・

札幌 整理収納アドバイザー渡部夏代

子どもの頃から片づけが好きでした。
自分の部屋の模様替えを何度も行った子ども時代を過ごしました。
大人になって家庭を持つようになってからも片づけ好きは変わらず。
子育てしながら、だんだんと増えていくモノとどう向き合っていくか試行錯誤を繰り返しました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、「まさに自分のためにある資格だ!」と飛びついて資格を取得し、現在に至ります。

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