映え収納を真似しても我が家が整わなかった本当の理由
0歳〜小2の4人を育てるフルタイムワーキングマザーでサンキュ!STYLEライターのくーやんです。 今でこそ整理収納アドバイザー1級所持者ですが、以前は汚部屋とまではいかないものの、どこに何があるかわからない部屋に住んでいました。
整理収納の知識がついた今なら、なぜ私が映え収納を真似しても失敗してしまったのか、理由が明確にわかります。そこでこの記事では、私が何に失敗していたのか、本当はどうすればよかったのかをお伝えしていきます!
映え収納に憧れグッズばかり増えた日々
1人目出産後、慣れない育児に追われながらもなんとか保ってきた部屋。1人目育休復帰を機に全く片付かなくなりました。片付かない部屋に嫌気がさし、雑誌やSNSで見かけた部屋に憧れては真似をして、失敗する日々。他のママさんはきちんとしているのに、自分はなんてできない人なのだろうと落ち込むことも正直多かったです。
整理収納を学んで気づいた失敗の本質原因
整理収納を学んだ際に出てきた文言で心に残った文言があります。
「片付けに費やせる時間と体力を考慮する必要がある」という言葉です。
私が失敗していた1人目育休復帰時は、生活が変わり日々の最低限のことをこなすことで精一杯。「片付けに費やせる時間と体力」はほぼゼロ。
それなのに、片付けに費やせる時間が10分でもある人の収納術を真似したところで、うまくいくはずがありませんでした。私にはほんの30秒すら惜しく、場所を決めても動くのが億劫で、そこらへんに置いてしまうから。
今は0歳児〜小2まで4人の子供がいて、フルタイムで働いて、夜はワンオペ育児。尚更片付けに費やせる時間はないし、映えよりも日々の家事の効率化の方が私にとっては重要。巷で溢れる収納術はそもそも合わなかったのです。
部屋を整えるため、すべきだったこと
整理収納を学んでから意識しているのは、「片付けに費やせる時間と体力はほぼゼロ」である自覚を持ち、せめてアクション数を極力減らすこと。
・ものをそこらへんに置かない仕組み
(=そこらへんに置いたものを片付ける時間がないから)
・子供が「自分で」元に戻しやすい仕組み
(=子供が出したものを全て大人が片付ける時間がないから)
が私の場合は「映えること」より大事でした。
直近では、連絡帳等を書いた後にテーブル上に筆記具を放置しがちだったので、テーブル横の壁に筆記具を入れるペンポケットを導入しました。これにより、ペンを入れるだけというワンアクションで立ち上がることなく片付けられるようになり、テーブル上が片付きやすくなりました。
子供が戻しやすい仕組みについては、以下の記事で例を挙げています。
最後に
以上「映え収納を真似しても我が家が整わなかった本当の理由」についてお話ししてきました。
私の場合は、「自身の片付けに費やせる時間と体力」を見誤り、ライフスタイルも子どもの年齢も全然違う、片付けに費やせる余力のある誰かの真似をしたことが原因でした。
整理収納は、絶対これ!という正解がないから試行錯誤しつつになるとは思いますが、 「自分がどれだけ片付けに時間を使えるか」という視点を持ってみても良いのではないでしょうか。
◆記事を書いたのは・・・くーやん
0歳〜小2の4児いるワーキングマザー。整理収納アドバイザー1級の知識を活かし「睡眠削らずに家事削る」をモットーに、機能・時短・効率重視のライフを模索中。インスタ、アメブロではワーママライフを発信中です。