片づけのプロが伝える、子どもが片づけをする際に大事にする3つのポイント
こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターのいしかわひとみです。
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。
夏休みも終盤、長期休暇などで子どもにも片づけてもらいたいと、一緒に片づけをされるご家庭も多いのではないでしょうか?
今回は子どもが片づけする際の大事なポイント3つをお伝えします。
1、子どもの『好き』の気持ちを大事にする
『好き』や『ときめき』は本人にしかわからない感情です。
人それぞれ感じ方が違うので、子どもの『好き』の気持ちを大事にしてあげてほしいなと思います。
ご自身に好きなものがあるように、子どもにもそれぞれときめきがあります。
無理に捨てるような誘導はしなくて大丈夫です。
2、親があれこれ意見を言わないことも大切
子どもが残すものを選ぶ際は、じっと見守ってあげてください。
例えば『これはあの時もらった大事なものでしょ?』などは伝えなくて大丈夫です。
子どものときめきを感じる力を信じてみてください。
本当に捨てたらいけないと思うものは、ご自身の所有物(思い出品)として保管はOKです。
3、手放す際に感謝の気持ちを持つことを伝える
モノを手放す際に『ありがとう』と感謝を伝えることで、手放しやすくなったり、また新しいものが入って来るようになります。
ぜひ手放す際には、一声かけることを伝えてみてください。
我が家の子どもたちも、ものを手放す際は『ありがとう、バイバイ』と伝えられるようになり、ものをより大切に扱えるようになりました。
実際、小学5年生の片づけレッスンのご感想では『一番ありがとうを伝えた日だった!楽しかった!』という感想をいただきました。
子供の片づけは最初からばっちりうまくいかなくても大丈夫
一気にものが少なくならなくてもがっかりしないでください。
片づけで大切なことは『自分で選ぶ』ことです。
片づけ後に残したもので生活していく中で、また違和感があれば手放せるようになっていきます。
ものがたくさん減れば空間ができるかもしれないですが、子どもの『ときめき』を信じてみてあげてください。
そのためにも、まずは親御さんが片づけて、ご自身の『ときめき』を知ることがとても大切です。
■この記事を書いたのは・・・
こんまり(R)流片づけコンサルタントのいしかわひとみ
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しいています。
片づけの疑問や、片づけのモヤモヤを少しでも解消してもらえたら嬉しいです。