あなたはどちらのタイプ?片づけにすぐ取りかかれる人がしている、小さなコツ5選

2025/06/05
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターのいしかわひとみです。

築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。

「片づけたいのに、なかなか手がつかない」
そう感じたことはありませんか?
朝から家事に追われ、気づけば夕方。ようやくひと息ついた頃には、もう片づけに取りかかる気力が残っていない…。
そんな自分に「私はズボラなんだ」「やる気がないんだ」と責めてしまうこともあるかもしれません。
ですが実は、“片づけにすぐ取りかかれる人”と“取りかかれない人”には、意外な違いがあるのです。
今回は、片付けにすぐに取りかかれる人の小さなコツをご紹介します。

片づけに「取りかかれない人」の心の中にあるもの

取りかかれないからといって、あなたが怠けているわけではありません。
むしろ、次のような思いがあるからこそ、動けなくなってしまうことが多いと感じます。

・完璧主義がブレーキになっている
「どうせやるならちゃんとやらなきゃ」と思いすぎて、最初の一歩が踏み出せない。ハードルを高くしてしまっている。
・「またすぐ散らかる」と感じてやる気が出ない
せっかく片づけても、家族がすぐに散らかす…。その繰り返しに疲れてしまう。
・自分の時間を使うことに罪悪感がある
家族のことを優先して、自分のスペースや時間を後回しにしがち。
・何から手をつけたらいいかわからない 
片づけたい場所が多すぎて、優先順位がつけられずにフリーズ。

ちゃんとしなくては!や、完璧にしなきゃ!が邪魔をしていることが多いと感じます。

「すぐ取りかかれる人」がしている、小さなコツ

すぐに行動できる人も、最初からやる気があるわけではありません。
ちょっとした考え方や工夫で、「動ける自分」を作っているのです。

1、5分だけでもOKと割り切る

「完璧にやる」のではなく、「少しでも前に進めばOK」というマインドで取り組む。

2、小さな成功体験を積んでいる

「1か所でも片づけられた」「気分がスッキリした」という感覚が、次の行動のエネルギーになります。
まずは、自分のカバンの中から片付ける。これだけでも片付けができた!に繋がります。

3、 自分の「やる気スイッチ」を知っている

お気に入りの音楽、アロマ、タイマー… ちょっと楽しくなる工夫を取り入れている。
これが終わったら、美味しいお菓子を食べる!でもいいですね。
私も、これが終わったらゆっくりお茶タイムにしよう!とこれが終わったら〇〇するを楽しみにやる気スイッチを入れています。

4、目の前のことに淡々と取り組む

片付けを始めて、まだまだたくさん片付けるものがあると先のことを思うとストップしてしまいがち。目の前の片付けるものをコツコツ、淡々とこなしていくことが、継続のコツです。

5、家族に小さく協力を求めている

「出したものを戻してくれると嬉しいな」と一言伝えるだけでも、散らかり方が変わってくる。

今日からできる、片づけアクション

まずは“やる気”を引き出すのではなく、“やり方”を変えてみませんか?
・「5分だけ」と決めて、身近な場所(靴下の引き出し1つなど)を片づけてみる
・「取りかかれた自分」をたくさん褒めてあげる
・自分の気分が上がる片づけ習慣を見つけてみる(朝の1曲・夜のルーティンなど)

私はお湯を沸かす間にキッチンリセットをしています。この時間まで片づけしようとゲームのように取り組めるので楽しく続けられます。
毎日忙しい中でも、まずは5分だけ!と片づけを進めてみることで、小さなできたを増やして自信に繋げていきましょう!
身近な場所として、ご自身のカバンの中のモノを片づけるのもおすすめです!
全部出して、一つひとつときめくか?を触れて確認してみてください。

小さな一歩が、大きな変化につながる

片付けは、やる気や性格ではなく、“きっかけ”で変わるものです。
小さなアクションでも、それを繰り返すことで「動ける自分」に出会えます。
片付けを始める前には、まずは『理想の暮らし』を描くところから、始めましょう。
片付けを終えてどんな暮らしがしたいか?ここが片付けのスタートです。
あなたのペースで、一歩ずつ始めてみませんか?

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