掃除しやすい家をつくるために大切な5つのステップ!『実は掃除じゃない?家がきれいに保てない本当の理由』

2025/06/08
  • お悩みに寄り添ったお片づけが得意なこんまり®︎流片づけコンサルタント。4歳10歳の男の子のママ。もっと見る>>

こんまり(R)流片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターのいしかわひとみです。

築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら、家族それぞれがときめきを感じられる暮らしを目指しています。「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しています。
今回は、掃除のしやすいお家づくりに大切な5つのステップをお伝えします。

なぜ掃除が面倒になるのか?

掃除が苦手・面倒と感じる理由のひとつは、「掃除をする前に片付けをしなければならない」から。
散らかった状態では、掃除機もかけにくく、拭き掃除もおっくうになります。
でも、もしモノが片付いてスッキリしていたら?
いつでもサッと掃除ができて、家中が清潔に保てるようになりますよね。
私も以前は、掃除機をかけるのにモノを移動するのに時間がかかり掃除をすること自体がめんどくさいと感じていました。

そもそも掃除と片付けは違う

片付けと掃除の違い、知っていますか?
以前の私もそうでしたが、意外と多くの人がこの2つを混同されている方が多いです。

『片付け』=モノを定位置に戻す・不要なモノを手放すこと
『掃除』=ホコリや汚れを取り除くこと

掃除をしようとした際、片づいていないと掃除はできません。
家が散らかっていると、掃除は“やらなきゃ”ではなく、“できない”状態になってしまいます。

また、掃除、片付けのほかに、『こんまり流片付け」もあります。
こちらは、全てのモノを選び、全てのモノの定位置を決めることを言います。
まずは、こんまりの片付けをし、出したモノを定位置に戻す毎日の片付けをする。その後に掃除をする。このような流れでになるので、掃除をする前に『片付け』が必要になるのです。

掃除しやすい家をつくる近道はまずは「片付け」をすること

片付けが終わると、こんな変化が起きます。

・モノをどかさずに掃除機がすぐにかけられる
・拭き掃除がすぐできる
・モノが少ないから、そもそも汚れにくい
・掃除が“日常の一部”になる

そして何より、「きれいな状態がキープできる家」になります。
我が家も、片付けを終えてからは掃除機をかけやすくなりました。

こんまりメソッドで掃除しやすいおうちを作る

こんまりメソッドでは、「ときめくモノだけを残す」ことで、モノの量が自然と減り、スッキリした暮らしが実現できます。
5つのステップとしては

1、理想の暮らしを描く
片付いたお部屋でどんな暮らしがしたいかを描きます。
例えば掃除がしやすいお部屋にしたいなどをどんどん出していきましょう!

2、モノ別に片付ける
お部屋ごとに片付けをしがちですが、モノごと、例えば、衣類だったら衣類だけを1箇所に集めて片付けていきます。

3、ときめくモノを選ぶ
手に持った際の気持ちを大事にします。持った瞬間に、これ好きだな、ときめくな!と思うもののみ残していきます。

4、順番に片付ける
片付けには順番が決まっています。
衣類→本類→書類→小物→思い出品
この順番で片付けることで、片付けが最後まで進みやすくなります。

5、モノの定位置を決める
ときめくモノを選び切った後は、モノの定位置を決めてあげます。
定位置を決めることで、モノを使った後も片付けしやすくなります。

片付けが終われば、「掃除のハードル」は一気に下がり、毎日の暮らしがぐっとラクで心地よいものに変わっていきます。

片付けが終わると、掃除が“気持ちいい”に変わる

「掃除が苦手」と思っていた方も、まずは片付けを進めてみてください。
掃除は、片付けを終えた後は、めんどくさいから気持ちよく続けられるものに変化します。
まずは、“掃除のしやすい家”の第一歩として、片付けから始めてみませんか?

■この記事を書いたのは・・・
こんまり(R)流片づけコンサルタントのいしかわひとみ
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでの片づけや日々の暮らしについて発信しいています。
片づけの疑問や、片づけのモヤモヤを少しでも解消してもらえたら嬉しいです。

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