片づけのプロが伝える「思い出品」の片づけ方法
こんまり流(R)片づけコンサルタント 石川ひとみ
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指し暮らしています。
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は「思い出品の片づけ」についてお話します。
思い出品の片づけ方法
お片づけの一番最後のカテゴリー『思い出品』の片づけです。
(こんまりメソッドでの片づけの順番は、衣類→本類→書類→小物→思い出品、の順番で片づけます。)
まずはご自身の思い出品の片づけから進めていきます。
思い出品の種類は、学生時代の制服、卒業証書、ぬいぐるみ、手紙、手帳、お土産キーホルダー、写真など。
また、小物の片づけの時には、思い出が詰まりすぎて選びきれなかったモノもあると思います。
片づけ方法は、今までの方法と同じです。
1、一つづつ手に取り「ときめき」をチェック
2、ときめくものは堂々と残しておきます。
3、収納する。
思い出品片づけのポイント
一番大切なことは、「自分のときめきを信じる」ことです。
今まで、衣類から順番に片づけてこられた場合は、ときめきで選ぶ判断基準はかなり鍛えられています。
「ときめき感度」はかなり鍛えられていますので、思い出品はリラックスして一つ一つの思い出品と向き合い片づけていくとうまく進んでいきます。
思い出品は実家に送りつけてはいけない
思い出品を箱に詰めて実家に送ってしまおうと考える方もいらっしゃると思います。ご自身が開封しない限り、その箱は開けられることはありません。
結局判断を先送りにしているだけになってしまします。
この際ご自身のものとしっかり向き合い、片づけを終える覚悟を決めましょう。
捨てられないものが出てきたら・・・
どうしても処分が難しいモノが出てきた場合は、「堂々と」とっておきます。
この際、ご自身の目の届くところに保管がおすすめです。
見るうちに、「やっぱり大切だな。」もしくはその逆で、「やっぱりお役目終了かな。」
とご自身の納得のいく瞬間が訪れます。
それまでは、ぜひ目の届く場所に置いてみてください。
私も学生時代のサークルでに大切に着用していた「ツナギ」はときめくので堂々と保管しています。
残すものはきちんと未来に生かすこと
ときめく思い出品を選び切ったら、「いつでも振り返られる、いつでも見ることができる状態でとっておく」ことが重要です。
「この思い出品を見るたびに、楽しかったことを思い出すものか」
「この思い出品は、未来の自分をときめかせるのに大切なものか」
そんな基準でぜひ、一つづつのモノと向き合いながら、過去の自分と向き合う時間を作ってみてください。
思い出品を入れる箱を準備する
思い出品を選び切った後は、思い出品を収納する箱を準備します。
私は、木の箱を準備してその中に、思い出の品を入れています。
手紙、初めて走った横浜マラソンの完走メダル、結婚式の時のモノ、などなど、その箱を開けて、見た時にハッピーだった時の思いが蘇るものを残すことがオススメです。
それぞれの片づけ方法は次回にご紹介いたします。
まとめ
いかがでしたか?
お片づけの際のご参考になれば幸いです。
この記事を書いたのは・・・こんまり流(R)片づけコンサルタント 石川ひとみ
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。
今回は『思い出品の片づけ』について書かせていただきました。