戦う老若男女の手

【実家で整理】離れているからこそ帰省したら親と一緒にチェックしたい5つ

2024/02/05
  • 家は自分と家族が快適ならOK!元・超汚部屋の整理収納アドバイザー。2歳の息子と夫の3人家族。 もっと見る>>

40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(3歳)の3人家族。ぐうたら干物暮らしを目指す、ずぼら整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターおかさんです。
現在、結婚して実家から遠く離れて暮らしている私。だからこそ、高齢な親の様子は心配になるものです。年末年始に限らず、帰省したときはお互いの様子以外にもチェックしている5つのことを今回ご紹介します。

防災・備蓄

台の上に乗って避難リュックを取る母。怪我のリスクがあるので低い場所へ移動するアドバイスを。

外へ避難するときの荷物や保管場所、家で避難する際の備蓄用品など状況に応じて何をどれだけ備えているかは必ず確認しています。
以前、避難用リュックが親の背丈より高い場所にしまわれていました。災害は突然起こる場合があり、予期せぬ被害にあうかもしれません。少しでも怪我や事故などの二次被害を抑えるためにも、モノの場所や量、避難場所をチェックして不安を解消するようにしています。

保険証やお薬手帳などの医療関係

親が事故や病気になったときのため、保険証やお薬手帳などの場所も情報共有しています。親が高齢なため複数の病院に通っていますが、診察券や保険証などを1箇所にまとめてもらえば、いざ私が駆けつけても探す手間もなくなるので安心です。さらに薬の服用履歴や病院の通院歴も分かれば、入院や怪我、事故のときの処置もスムーズになるはずです。

銀行通帳や現金などの貴重品

私の実家は商売をしているので銀行通帳や保険書類、現金などの貴重品もどこにあるか把握するようにしています。細かな書類内容まで把握するのは大変なのでしていませんが、ざっくりまとめて保管してくれるだけでも安心ですし、なくす心配もないので親にとっても心強いようです。

親戚や親しい人との連絡先

以前、実家に帰省していたとき母の友人の息子から「親が交通事故をして入院しています」との連絡をもらったことがありました。
私の親がいつか大きな事故や亡くなったとき、親戚はもちろん友人や仕事関係者の連絡も控えておくと安心だと実感しました。親の仕事関係者や友人関係はぼんやり程度しか知らなかったので、親から「この人には連絡してほしい」と人とのつながりを知れたことは私にとっても知れてよかった情報のひとつです。

親が大切に持っているモノ

実家には数えきれないほどのモノがありますが、体力がおちた高齢の親に「いらないモノや使っていないモノは、どんどん捨てよう」と伝えても難しい話です。私が近くに住んで小まめに手伝ったとしても、片づけは体力以外にもモノを残すか手放すかの判断で思考力もつかうので思ったよりも大変な作業です。
捨てることより、残すモノや事柄を知るほうが重要なので大切にしている貴金属や思い出の品などは分かる場所にしまったり、少しずつ受け継いだりしています。

完璧じゃなくてもいい!親に声かけすることが大切

以前は捨てることばかりに焦点を合わせていたので、たびたび親子喧嘩をしてギクシャクすることもありました。しかし、本当に大切なことは捨てるほうではなく残して欲しいモノや共有しておきたいコトです。残すほうに視点を向けてからは、親も前向きに取り組んでくれるようになりました。親の片づけや整理の完璧を求めず、少しずつ声かけして取り組むことが暮らしやすさやお互いを想うことにつながると実感しています。

記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と3歳の子ども、夫の3人暮らし。
在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。

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