【黒歴史】汚部屋なのに片づける気がなかった3つの理由と結末
40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(2歳)の3人家族。
快適な干物暮らしを目指すサンキュ!STYLEライターのおかさんです。
整理収納アドバイザーとしていくらか片づけられるようになった私ですが、かつては度が過ぎるほどの汚部屋に住んでいました。長年そのような環境で過ごすと気持ちも卑屈になるようです。今回は過去の黒歴史を思い返しながら片づける気がなかった3つの理由をご紹介します。
どうせ散らかる
生活するうえで、モノを使うことは日常茶飯事です。服を着る、ご飯を食べる、バッグを持って会社へ行く…。毎日使うモノをわざわざしまうなんて馬鹿らしいと本気で思っていました。
しかし、必要なモノ以外にゴミなどもあちこち放りっぱなしとなり、不衛生な環境のなか毎日使う鍵や携帯電話までも探してはイライラする日々でした。
今も子どもが生まれて「どうせ」散らかりますが、汚部屋の不衛生さや片づけた後の部屋と気持ちの爽快感を経験しているので「どうせ」に甘えず片付けています。
人を呼ばなければいい
今でこそ汚部屋だったことを大っぴらに発信していますが、当時はかなり恥ずかしい気持ちでした。会社の人や恋人、友達にバレたくない思いとはあべこべに、部屋はキレイになるどころか汚さに拍車がかかっていました。
部屋中ゴミだらけのなか、ふと「まったく人を呼ばなければ誰も私が汚部屋に住んでいるのは分からないし片づける必要もない」と思いつき、人を招くことはもちろん遊びに来たいと言われても頑なに断り続けました。
当然「人付き合いが悪い」「なにか隠し事があるようで距離を感じる」といったイメージや直接言われたりしましたが、その頃の私は人とのコミュニケーションを犠牲にしてまで汚部屋を隠すことに執着していたのです。
生活する中で困らないから
汚部屋で1人暮らしをしていた私は社会人で、ほとんど寝るために帰る生活でした。多少散らかっていても部屋の隅にモノを集めておけば何ら支障はありませんでした。しかし隅に置いたモノは他のモノを集める呼び水となり、気づけば雪だるま式にモノが部屋の四方から埋まっていき最終的にモノを踏んづける暮らしになってしまったのです。
他にはハンガーパイプや椅子、テーブルなど引っ掛けたり置ける場所に「ちょっとくらい」を繰り返すうちにモノが雪崩のように崩れ落ちていました。
「ちょっとくらい」の時点で片づけられたら良かったのですが、特に片づけなくても困らないからいいかと後回しにした結果、どこから片づければいいのか分からないほど手がつけられなくなっていたのです。
汚部屋は心を蝕んでいく
振返ると汚部屋の頃の私は卑屈な気持ちや、周りとのつながりを断とうとするネガティブな行動ばかりでした。汚部屋を知られたくないために間違った方向で必死になって、ひた隠して得たモノは何もなかったと実感しています。
しかし、このように私の経験が発信できるのは皮肉にも汚部屋経験したからこそです。ぜひ、逃げてばかりいた汚部屋の結末を反面教師の参考にしていただけたらと思います。
記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と2歳の子ども、夫の3人暮らし。
在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。
オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。