【元・超汚部屋】これやめたら汚部屋にならなかったかも?!と思うNG行動4選

2023/08/07
  • 家は自分と家族が快適ならOK!元・超汚部屋の整理収納アドバイザー。2歳の息子と夫の3人家族。 もっと見る>>

40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(2歳)の3人家族。
快適な干物暮らしを目指すサンキュ!STYLEライターのおかさんです。

汚部屋の頃の私は、どうして片づかないのか10年以上も途方にくれていました。一念発起で汚部屋脱出後、リバウンド知らずの今だから分かる「これ、やめておけばよかった」と反省するNG行動4つをご紹介します。

ゴミを捨てない

怠惰な男の寝室
joey333/gettyimages

汚部屋当時の私は度を超えたぐうたらでした。飲みかけのペットボトル、読み終えた雑誌、食べ終わったお菓子の袋、鼻をかんだティッシュ…。我ながら呆れるくらいだらしない生活で部屋中ゴミを床に捨てていました。ゴミ箱もあったのですが捨てに行くのを面倒がり、まとめて捨てればいいやと後回しにする習慣になっていました。後に、あらゆる家事や仕事など身の回りのタスクに影響を及ぼし「やりたい事ができない」「目の前のゴミで自己嫌悪に浸る」毎日になったのです。

たかが、ティッシュ1枚くらいでも後回しにしないでゴミはゴミ箱へ捨てる。捨てるのが手間なら捨てやすい場所にゴミ箱を移動するなど工夫していたらベッド以外全ての床がゴミやモノだらけにならずに済んだかもしれません。

捨てられないモノを残す

片づけで必ずブチ当たる「捨てられないモノどうしよう」問題。今なら持つ量を制限したり期限を決めて保管しつつ見直していますが、当時はとりあえずまとめて部屋のあちこち移動させるだけでした。さらに保管する限度を決めていなかったので部屋をじわじわ捨てられないモノで侵食されたのです。

それでも私は「ゴミ袋や紙袋にまとめておけばスッキリする」と大きな塊を作っては増やし続け、ついには見直せないほどの量になってしまいました。

汚部屋脱出時に「ずっと見直さなかったから捨ててもいい」と判断して捨てましたが、6世帯しか入居していないコーポで毎回10袋ほどのゴミ袋を出すのは大変な作業でかなり恥ずかしかったです。

過信しずぎる

「その気になれば片づけなんてあっという間にできる」「土日の連休でやればなんとかなるでしょう」
10年以上かけてこしらえた汚部屋をたった数日で、しかも気合いでなんとかなるという無謀な考えで片づけては失敗していました。しかも「やる気が足らなかった」「もっと朝早く起きて夜中まで頑張ればなんとかなったかも」と反省と学習を無視して己の自信と気合いのみ信じていました。

「やればできる」のはあながち間違っていませんが、あくまでも事前準備や計画を立てたらの話です。今は自分に甘いくらい無理をしないペースで片づけていますが、汚部屋リバウンド知らずです。

あきらめる

みなぎる自信で何度も片づけにトライしては失敗に終わった私はついにあきらめてしまいました。
「もう無理」「どうせやっても失敗する」
今だから実感しますが、片づけに限らず最初から上手くいくことなんてほとんどないはずです。自動車メーカーHONDA創業者、本田宗一郎さんの『失敗することを恐れるより、何もしないことを恐れろ』という名言があります。

失敗を恥ずかしがらず、あきらめず我流でもコツコツ片づけていたら10年という長い期間汚部屋で暮らすことにはならなかったかもしれません。

NG行動も無駄じゃない!

今でこそ「やめればよかったー!」と思いますが、現在の暮らしで汚部屋に戻らず、整理収納アドバイザーとして経験を活かして活動できるのを考えると無駄ではありませんでした。汚部屋をなんとかしたい人にこそ、できることからトライしていただけたらと思います。

記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と2歳の子ども、夫の3人暮らし。
在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。

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