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【汚部屋歴10年→整理収納アドバイザー】ものを使い切れるようにする3つの工夫

2024/03/16
  • 家は自分と家族が快適ならOK!元・超汚部屋の整理収納アドバイザー。2歳の息子と夫の3人家族。 もっと見る>>

ぐうたら干物暮らしを目指す、ずぼら整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターおかさんです。
飲みかけのジュース、いつのものか分からない使いかけの化粧水。汚部屋暮らしだった筆者の部屋は「使いかけ」のものが溢れていました。整理収納アドバイザーになった今は当時に比べて、はるかにものを使い切れるようになっています。今回は経験から学んだ、ものを使いきれるようになる3つの工夫をお伝えします。

1.使い切るものを決める

文房具、ノート、調味料などダブっているものはありませんか。まずはたくさんあるものの中から使い切るアイテムを決めましょう。とはいえ「よーし、ものを使い切るぞ!」と意気込むだけでは漠然としています。

何を使い切るのか具体的に決めることが大切です。また、使いかけがそこらじゅうにある場合は、1つか2つにものをしぼることがオススメ。急に縛りのある生活をしてもストレスになりかねませんし、そもそも使い切れていればあちこちに使いかけはないのですから。まずは、小さな目標で使い切るものを決めて無理なく始めていきましょう。

2.使い切ると意識する

テスト勉強をやるなら問題集をすぐ使えるように机に置く、テレビやスマホは目に入れないなどと同じで、ものを使い切るにも意識と工夫が必要です。例えば「メモ帳を使い切る」と決めたら、ほかのメモ帳を使わないようにしまっておく。すぐ使える場所にペンと一緒に置いておくなど。なんとなく使い切れたらいいなと思うだけでは、なかなか達成しません。なぜなら、今までの暮らしのままでいいのなら、とっくにものを使い切れてるはずなのですから。
しかし、がんじがらめな決め事はストレスになる恐れもあるので「使わなければいけない」環境より「使いやすい」環境を目指してみましょう。

3.使い切るまで似たようなものは買わない

ノートが好きでつい買ってしまう筆者。これ以上増えないように気をつけます。

使い切れない原因のひとつが、似たようなものをたくさん持ちすぎていること。自分自身が「ボールペンを使いきる!」と決めたなら、新たに似たようなものを買わないことも重要です。
お店へ行けば素敵な商品が並んでいるので欲しくなり買うこともあるでしょう。しかし、使い切れるかの判断が甘かったからこそ、家に似たような使いかけのものが溜まるわけです。買ったり貰ったりして手に入れることは簡単ですが、使い切るには意識と時間をかける必要があります。1つ目のコツで「使い切れるものを決めるなら1つか2つ」と説明したのも、根気がいるからです。

使い切るまで買わないことは大変かもしれませんが、視点を変えれば余計なものを買わないため節約になります。無駄を減らして節約にもつながっていると思えば、ポジティブに取り組めるはずですよ。

使い切れなければ手放すのもあり!

ここまで使い切るコツを3つご紹介しましたが、工夫しても達成できない場合もあります。そんなときは、潔く手放すのも悪いことではありません。ものを使うたびに、苦痛を強いられるのなら取り除いたほうが建設的です。

使い切ろうとする目的は無駄を減らす以外に、適量や好みを知ることも含みます。ものを使いながら暮らすうえで快適かを判断しながらチャレンジしてみてください。

記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋暮らしの整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と3歳の子ども、夫の3人暮らし。在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。

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