元・汚部屋の整理収納アドバイザーも実践!モノが溜まったら見直したい4つ
40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(2歳)の3人家族。快適な干物暮らしを目指すサンキュ!STYLEライターのおかさんです。
モノが溜まりだすと「片づけなきゃ」と捨てている人もいるのではないでしょうか。しかし、捨てる前にどうしてモノが溜まったかを見直すとモノの溜まる頻度や散らかり防止の改善策が見えてくるかも知れません。今回は汚部屋だった整理収納アドバイザーの私がどんなポイントを見直しているか紹介します。
モノの量
モノが溜まってしまう原因は収納できないほどのモノを持っているからかも知れません。しまいたくてもギュウギュウで、つい他の場所に置いてしまう。そんな行動を繰り返していくうちにモノは溜まり、本来の場所にもないので探す時間まで発生します。何着も同じような服、何年も使っていない食器、劣化した靴など見直すことで本当に必要なモノだけを選べてスッキリしまえるようになるでしょう。
収納方法
モノを持ちすぎていないのに部屋のあちこちにモノが溜まるのであれば、収納方法を見直してみましょう。よく使うモノが体に負担のかかる高い場所や奥まった場所ではしまうのが面倒になります。
使う時は強い欲求があるので取りにくい場所でもなんとか取り出しますが、しまう時は使いたい欲求ほど強い気持ちはありません。それゆえ体がラクな場所に物は溜まりやすくなります。
ドアノブ、キッチンカウンターなど人の腰から肩までの範囲は体をそらしたりかがめたりしないで置けるので、収納場所を見直してみるといいかもしれません。また、しまう手数も多いとストレスになります。よく使うモノこそ「置くだけ」「入れるだけ」「引っ掛けるだけ」とシンプルな収納も検討してみましょう。
モノの住所
私個人の経験ですが、しまう場所が決まっていないモノは溜まりやすく片づけも厄介なタイプです。片づけ方としまう場所を押さえてその気になれば家の中でモノは溜まりっぱなしになりません。しかしモノの住所が決まっていないと、とりあえずキッチンカウンターに置き、邪魔になると出窓に置いて、掃除もできないからクローゼットに押し込んじゃえ!と雪だるまのようにモノが溜まっていきます。
家のあちこちにモノが彷徨っていたら住所を決めてみましょう。住所決めが慣れないうちは細かく決めなくてもおよその場所でも大丈夫。雑誌ならとりあえず本棚、服ならクローゼットと大まかに決めるとモノの量を見直せます。
また、捨てるか迷っているモノやしまう時間もないくらい急いでいる時のために一時置き用の箱やカゴ、スペースを決めるのも住所と同じ役割を果たします。ただし、一時置き用はあくまでも一定期間なので時期を決めて捨てるか残すかの見直しをしましょう。さらに一時置き用も「箱1つ分まで」と制限を決めておくのがオススメです。あれもこれもと入れなくなるので部屋が散らかりにくくなるはずです。
時間・体力
溜まりっぱなモノも本来は使いたかったモノです。それなのに、手つかずということは作業する時間が取れていない可能性があります。もしかするとモノに手をつける以前に「時間の整理」が必要なのかも知れません。また、体調が崩れると家事が止まるようにモノも溜まりやすくなります。片づけは体力のいる作業です。モノが溜まってきたら一度自分の体を休ませることも必要かも知れません。
モノが溜まったら暮らしの不具合をチェック
モノが溜まると掃除しにくかったり、使いたいモノが使いにくかったりとストレスがかかりますが、これは暮らしで不具合を起こしているサインです。単に「えいや!」で捨てるのもダメではありませんが、一歩踏み込んでモノが溜まった原因を探ると暮らしはより快適になるはずです。
記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と2歳の子ども、夫の3人暮らし。在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。