一緒に平らな掃除の後、お互いに高い5を与える若い配偶者

【共働き夫婦】夫に家事してもらうために私が捨てた「こだわり」3選

2024/02/29
  • 家は自分と家族が快適ならOK!元・超汚部屋の整理収納アドバイザー。2歳の息子と夫の3人家族。 もっと見る>>

40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(3歳)の3人家族。ぐうたら干物暮らしを目指す、ずぼら整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターおかさんです。

我が家は夫が会社員、私はフリーランスの在宅ワークとスタイルが異なる「共働き夫婦」です。夫婦で協力しながら家事をこなすために、私が捨てた「こだわり」を3つご紹介します。

1.完璧じゃなきゃダメなことを捨てた

タオルの端が揃っていない、食器のしまう場所がズレている、ランチョンマットの置き場所が適当…。夫の家事で気になるところは数知れず。はじめは「洗濯物を雑にたたむなぁ」と気づき、あれもこれもと雑さが目につくようになりました。しかし「夫も仕事したうえで家事をしているんだから仕方ない」と私の考え方を変えました。

実際、私も疲れているときは「これくらいでいいや」と適当になることはしょっ中です。それなのに相手ばかりに完璧を求めるのはおかしいし、差し出がましいと反省したのです。

振り返ってみると、私は夫から家事の雑さについて突っ込まれたことがありません。もしかすると「もう少し丁寧にすればいいのに」と思われているかも知れませんが、完璧を求めないことで家事の負担が軽減していると感じています。それに、きちんと夫に伝えれば修正してくれるので私の気持ちもおおらかになりました。

2.強引に私のやり方に合わせさせることを捨てた

左が私、右が夫。やり方がちがっても不便がなければOK。
家事をしてくれることが何より嬉しいので、夫のやり方で任せることもたくさんあります。

例えば洋服のたたみ方なら、私は広げた服に手アイロンをかけながら襟元を基点として内側に折り、長細くなった身頃を折りたたむスタイル。かたや、夫はYouTubeで見つけた「一瞬でたたむ」方法と、夫婦で全く異なるやり方です。当然、たたみ終えた服の形もちがうので見栄えも変わってきますが「まぁいいか」で納得しています。

これも夫から「やり方ちがうから、僕に合わせて」と言われたことはありません。なぜなら、服をしまって部屋を散らかさないことや、クローゼットの中で服が分かりやすく出し入れできることが夫にとってのゴールだからです。それまでのプロセスは夫婦で違っていてもゴールさえ間違っていなければ気にしなくてもいいと考えると、今度は相手のやり方から効率的な面などに気づくメリットが生まれました。

3.家事の効率性ばかりを追うことを捨てた

家事は何かのついでにやると時短できたり手間が減ったりする場合があります。今これをやっておけば後々ラクになるのに!と私が歯痒く思っていても夫はお構いなしでマイペースに家事をするときがあります。夫に「子どもの寝かしつけ前にオモチャを片づければ後がラクだよね?」と言ったことがありますが、今でも徹底されません。

頭では効率的とわかっていても、その通りに行動できないことは家事だけに限りません。疲れていたり、面倒など含めて「今、そういう気分じゃない」という場面は私も多々あります。夫は夫なりの効率や疲れを溜めない工夫で家事のタイミングを考えている場合もありますし、実際こなしてくれています。そのため、私だけの視点や考えで「これがベスト」というのは時として押し付けがましいし、余計なストレスを生む可能性もあると気づかされました。

こだわりを捨てたら家事が夫婦事になった

思えば、相手の気になる点をあげる前に私も完璧ではないし、むしろダメな部分を夫はカバーしてくれています。私よがりのこだわりを捨てたことで夫自身で家事をどう進めたらラクになるかを考えてくれるようになりました。
今では「家事は夫婦事」としてポジティブに話し合えあるようになり、こだわりを捨てたからこそ得た成果だと実感しています。

記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と3歳の子ども、夫の3人暮らし。在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。

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