【節約】すぐに実践できる!電気代を抑えるエアコンと加湿器の使い方

2023/02/15
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電気代高騰に震えている、サンキュ!STYLEライターのはちです。

電気代高騰を受け我が家の光熱費も昨年の2倍近く増えました。
子どもが生まれエアコンの稼働は欠かせませんが少しでも節約したい。
今回はエアコンと加湿器を併用することで簡単に電気代を抑える方法をご紹介します。

部屋の湿度をあげると良いこと

冬の乾燥対策に加湿器を使っている人は多いと思いますが、実は湿度(しつど)が高いとエアコンの温度を下げることができます。

空調メーカー『ダイキン』によれば、人間が快適と感じる環境は温度と湿度のバランスで決まり、湿度が下がると体感温度は低くなるそうです。
その為暖房時に設定温度を低めにしていても、湿度を上げることで設定温度が高めの時と同じ暖かさを感じることができます。

なお、湿度が高すぎるとカビや結露の原因となるので40%から60%の湿度を保ちましょう。

エアコン(暖房)の温度を1度下げたときの電気代

資源エネルギー省によると外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)、年間で電気53.08kWhの省エネになります。
我が家の電気代で計算すると、設定温度を1度下げると年間約1,600円の節約になります。

また、環境省ではエアコンを使用する時の適切な室温設定を定めています。
人が快適に過ごせる温度は、夏は25から28℃、冬は18から22℃とされており、これは「エアコンの設定温度」ではなく「室温」の目安です。

したがって、ひとまず暖房は温度は20度に設定し温度計で室温の確認をする方法がエアコン代の節約になります。

加湿器の効率的な配置

掃除のしやすい加湿器

加湿器の配置は気にしていますか?

効率よく室内全体を加湿したい場合は部屋の真ん中に置くことをおすすめします。
部屋の真ん中に置くことで水蒸気と暖かい風が混ざり合い部屋全体に拡散されます。

しかしながら部屋の真ん中に置くと邪魔だと感じる方も多いと思います。
その場合はエアコンの吸気口の近くに置くか、エアコンの風流に加湿器の蒸気があたるように配置すると効率よく部屋を加湿できます。
その時に間違って加湿器本体にエアコンの風が当たらないように注意してください。

また、冷気と湿気は床に溜まります。
蒸気の吹き出し口が床から30センチ以下になる場所に置いてしまうと冷気が混ざり床が結露してしまうため効率よく加湿できません。
暖かい蒸気が部屋に拡散されるように加湿器は床から30センチ以上になるように置くことをおすすめします。

部屋の換気中に電気代を抑えるコツ

エアコン稼働中の換気は結露対策にも大切ですが、電気代の節約の為にはできるだけ部屋の温度を下げないように工夫する必要があります。

24時間換気がない家の場合、湿度の下がりやすいキッチンの換気扇や消費電力がごくわずかなトイレやお風呂の換気扇などを常に回しておくのがおすすめです。

また、一度にたくさん換気をしたい場合は、空いている部屋の空気の出入り口が対角線となるように2ヶ所以上の窓を開け、廊下を通して暖かくなった空気をエアコンの稼働している部屋に取り入れると暖房効率を下げずに換気ができます。

結論:部屋の真ん中かエアコンの吸入口付近に床から30センチ以上に配置する

加湿器を効果的に活用する為には結露が起こりやすい窓や壁をさけて部屋全体に水蒸気が行き渡りやすい場所に配置しましょう。
電気代がかかるからと寒い部屋の中で過ごして体調不良になれば本末転倒です。
出来るだけ工夫をして無理のない程度に節約しましょう。




◆記事を書いたのは・・・はち
中古戸建てに住むズボラ主婦。昨年子どもが生まれ育児奮闘中。
自分たちに合う収納方法でリバウンドしない合理的な部屋作りを目指しています。
おすすめの収納グッズや暮らしのアイデアを発信中。

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