2024年に制度廃止が決まったジュニアNISAを我が家が今更始める理由とは

2021/08/24
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サンキュ!STYLEライターのワーママManaoです。

住宅ローンを組んだことをきっかけに、将来お金の価値が目減りしてしまうことに危機感を抱くようになり、2018年から本格的にNISA制度を利用して資産運用をしています。

一般NISAをフル活用している我が家ですが、子供の名義で口座を作れるジュニアNISAに関しては利用を見送っていました。しかし、制度廃止が決まったことでデメリットだったルールが変更となり圧倒的に使い勝手が良くなりました。

制度廃止が決まった今更ですが、我が家がジュニアNISAを始める理由をご紹介します。

ジュニアNISAとは

2016年にスタートしたジュニアNISAは未成年者の名義で資産運用を非課税にできる制度です。
通常は、金融商品を運用して得た利益や配当金には20%の税金がかかりますが、NISA制度を利用すると投資枠内であれば税金が一切かかりません。
すでに成人向けのNISA口座を活用している場合、併用して子供名義で利用できるので世帯の非課税投資枠を増やすことが出来ます。

【ジュニアNISA概要】
対象:未成年者(0歳〜19歳)
投資枠:80万円/年
投資対象:個別株・投資信託・ETF
非課税期間:最長5年
払い出し制限:18歳になるまで払い出しできない→廃止に伴い2024年以降は制限なし

2016年にスタートしましたが、利用者数が少ないことから令和2年税制改革によって制度廃止が決まりました。

ジュニアNISA制度廃止に伴う変更点

ジュニアNISA制度の廃止が決まり、ルールがいくつか変更になりました。
廃止に伴う変更点は、”2024年以降は新規の投資ができなくなったこと”と”払い出し制限が撤廃されたこと”です。

ジュニアNISAは教育資金に充てるという目的の為、子供が18歳になるまで払い出しに制限がありました。18歳になるまでに受験や予期せぬ出来事でお金が必要になっても引き出せないという点がデメリットでした。

ですが、制度廃止に伴い2024年以降は子供が18歳未満であってもペナルティなしでいつでも払い出しが出来るように。
これによって圧倒的に使い勝手が良くなり、滑り込みでジュニアNISAの口座を新規開設する人が増えているのです。

我が家も出遅れましたが、先日ジュニアNISAの口座をネット証券で開設しました。

我が家がジュニアNISAを今更始める理由

制度が廃止になった今、今更ジュニアNISAを始める理由は以下です。

・払い出し制限がなくなったことで2024年以降いつでも引き出しできるので教育資金として必要な時に使える。
・2021年中に申し込めば子供1人あたり3年で240万円の非課税投資枠が増やせる。
・子供の名義で運用することで早いうちから子供にお金の教育が出来る。

子供が産まれた時から定期預金に貯めていた児童手当とお年玉をジュニアNISAの投資資金に充てる予定です。
自分専用口座があることで、金融や投資の仕組みに興味を持ち、子供のうちから「金融リテラリー」を身につけてもらいたいと思っています。

◆この記事を書いたのは・・・Manao
5歳と6歳の2児の女の子のママで、営業マンとして働くワーキングマザー。
お家を建てたことをきっかけに、財テクに目覚める。貯蓄、ポイ活、投資を駆使してお金を増やす事に奮闘中!
お家のコンセプトは「シンプルナチュラル」。自然素材にこだわっています。

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