症状が違う?3人罹患したわが家のコロナ体験談と備えておきたかったもの
サンキュ!STYLEライターのゆみみんです。
先日、小学3年生の娘が新型コロナウイルスに罹患したという記事を書いたのですが、娘が発症して2日後に私と息子も発症し陽性と確認され、現在も自宅療養中です。
しかし、同時期に同じ型のコロナに罹患したにも関わらず、私たち3人の症状はまるで違いました。
今回は娘、息子、私それぞれの症状やあらかじめ備えておきたかったものについてお話します。
3人ともまるで違う症状
わが家で最初に罹患したのは小学3年生の娘です。
初めは鼻水と喉の違和感しかなかったものの、急に熱が40度近くまで上がったため検査を受けたところ「新型コロナ陽性」と診断されました。
でも、その高熱もたった1日だけで、その後はすぐ平熱に下がりました。
熱が下がってから咳が出るようになりましたが、それも2日ほどですぐに治まり、娘にとってはまさに「ただの風邪」と言える状態だったようです。
そして、4歳の息子が発症したのは、娘が発症した2日後です。
特別変わった症状もなかったため安心しきっていましたが、夜に急に「寒い」と言い始めたのです。
熱を測ってみると39度5分……急すぎてかなり驚きましたが、翌日の検査でやはり「陽性」と診断されました。
息子は喘息体質のため、以前から「この子がコロナに罹ったら重症化してしまうかも…」とかなり心配していました。
しかし、息子も娘と同様に熱はすぐに下がって、他には何も症状が現れないまま現在も療養中です。
最後に私の場合についてお話します。
私が発症したのは、息子と同じ日で時間もほとんど一緒でした。
急に猛烈な倦怠感が襲ってきて、立っているのも難しいほどに。この時はまだ微熱程度でしたが、しばらくしてから熱を測ってみると39度7分。
子どもたちはすぐに熱が下がっていましたが私はなかなか下がらず、発症4日目にしてようやく平熱に。
発熱の他にも鼻水・咳・味覚障害・激しい喉の痛みもあって、例えて言うなら「インフルエンザと扁桃炎のダブルパンチ」のような感覚……
とても「ただの風邪」とは言いづらい辛い症状が続きました。
コロナにもさまざまな種類があることが確認されていますが、私たち3人はおそらく同じ株のコロナウイルスだったはず。
それなのにこんなにも個人差が現れるのかと、かなり驚きました……!
備えておくと安心だと感じたもの
娘の発症がわかってから夫・私・息子は「濃厚接触者」となってしまったため、買い物に行くことができませんでした。
なので「とりあえずネットスーパーで」とある程度のものを買い漁ったのですが、「この後、家族全員で発熱するかも」と思った私は飲料水よりもスポーツドリンクを大量に買ってしまいました。
しかし、実際は子どもたちは熱がすぐに下がったため、スポーツドリンクよりも水の方が需要が高く……。
飲料水は元気なうちから多めにストックしておくと安心です。
さらに、症状がすぐに治った子どもたちが欲しがるものといえば「お菓子類」です。あくまでもわが家の場合ですが……(笑)。
ネットスーパーで買い込む際に「お菓子なんて食べてる余裕はないから」と思っていましたが、大きな間違いでした。
嗜好品なので無くても死にはしませんが、4歳の息子に「お菓子欲しい、買いに行きたい」とずっと泣かれるのは精神的にも参ってしまいます。
元気な時ならば手作りも考えますが、今回は夫のみ陰性だったのでコロナ患者の私がキッチンに立つわけにもいかず……。
ありがたいことに、実家の母や近所の友人が差し入れしてくれて何とかなりましたが、お子さんがいるご家庭はお菓子もストックしておくと安心かもしれません。
あとは、喉の症状に備えてのど飴や咽頭痛に効く薬も常備しておいた方が良いかと思います。
病院を受診した際には症状がなくても、日が経つとどんどんと症状が現れる場合もあります。
実際に私も初めは喉の「違和感」くらいだったのが、発症3日目には水を飲むことさえも躊躇してしまうくらいの激痛が襲ってきました。
「念の為に」と咽頭痛に効く薬も処方されていたので助かりましたが、再び薬を処方してもらうのには保健所への連絡をしてからオンラインなどで受診を受けて……という流れになるので、万一のために市販薬でもいいので買っておくと安心だと思います。
できる限りの備えが重要
家族4人中3人が罹患したわが家の症状や備えておきたかったものについてご紹介しました。
市に申し込むことでもらえる支援物品もとても助かるものばかりでしたが、感染者が増えている今、届くまでに時間がかかってしまうこともあるので注意が必要です。
わが家も娘が陽性と確認されてすぐに申し込んだのですが、届いたのは発症から5日目でした。
できる限り、家庭でもいろいろなパターンを想定して必要なものを備えておくと安心かと思います。
症状についても、本当に人によってさまざまです。
わが家の娘のように「ただの風邪」で済んでいる人がいるのも事実ですが、そうでない人だってたくさんいます。
まだ罹患していない方々は「ただの風邪らしい」と他人の経験談を鵜呑みにしてしまわずに、引き続き感染対策をおこなってくださいね。
私も今回の療養が明けたら、再度感染しないように家族で気を付けていこうと思っています。
■記事を書いたのは・・・ゆみみん
小学3年生の長女と、4歳の長男を持つママ。
ペットロスカウンセラー、ペットケアアドバイザーとしてサービスを運営する傍ら、Webライターとして複数のメディアでコラムを執筆しています。
約1年で無理なく17kgのダイエットに成功し、ダイエットインストラクター資格を取得しました。