大根は葉っぱ付きを選んで!丸ごとおいしい”煮物”じゃないおすすめの食べ方

2021/11/16
  • 管理栄養士&野菜ソムリエの姉妹ママ。米粉使った料理やスイーツの料理教室をしています。プチプラ大好き。もっと見る>>

寒くなったら"大根"がおいしい季節。
おでんや鍋ものなど、温かい料理には欠かせませんよね。
だけど、煮物や汁物以外の調理法が思いつかないという悩みを聞くことも。

今回は、管理栄養士でサンキュ!STYLEライターの私が大根の葉っぱから先までおいしく食べられるレシピを紹介していきます。


葉っぱはごはんに混ぜて"菜飯"

葉っぱ付きの大根が手に入れば"菜飯”がおすすめ!
刻んだ葉をたっぷりのごま油と炒めます。
しんなりしてきたら、[塩・ごま・しらす]
を加えて味を調えたらできあがり。
5分もあれば完成です。
しらすの塩分があるので、塩は最後に加えるのがコツ。
大根の葉は緑黄色野菜の仲間で油と相性が良いので、炒めて食べる調理法がおすすめです。

食パンにチーズと一緒に乗せて焼けば、朝ごはんにもぴったり!

皮も捨てないで!"大根のからあげ"

皮つきのまま短冊切りにしたら、全体に片栗粉をまぶして油できつね色になるまで揚げるだけ。
塩をふっていただきます。

揚げたてはカリッと食感ですが、水分量が多いので厚揚げのような食感に。
大根の風味がおいしいおつまみとしても。

真ん中は”大根ステーキ”

見た目のインパクトはありますが、作りかたは意外とかんたん。
1~2cmにカットしたら、耐熱皿に乗せてラップをかけて約10分加熱します。
つまようじがすっと刺さるようになるまでが目安。

バターを熱したフライパンで両面を焼き、しょうゆを回しかけてできあがり!
他にも焼肉のたれやポン酢で食べてもおいしくいただけます。

根元は"おろし"で辛味を楽しむ

大根の中でもっとも辛みが強いのが先の部分。
ピリッとした味を楽しめるので、すりおろして薬味としていただきましょう。

辛み成分の”アリルイソチオシアネート”は、胃液の分泌を促進させて消化を助けてくれます。
お肉や魚料理との相性がよいことが分かりますよね。
あまったおろし大根は冷凍保存できますが、煮物や汁物に加えて”みぞれ煮”にするのがおすすめ。
あっという間に食べきることができますよ。
スの入った大根の活用法としても◎

大根の保存法

大根を購入したら、冷蔵庫に入れる前にまず葉がついている根元をカットするようにしましょう。そのままだと葉に栄養が吸い取られ、しなびてしまう要因にも。
さらに大根を半分にカットしておくと料理に使いやすくなります。
冷蔵庫にも収納しやすいですよね。
カットしたら、キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて保存すると長持ちしますよ。


この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として奮闘中。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。

計算中