【魔法の調味料】使わなきゃ損!?料理を楽にしてくれる"塩こうじ"活用法

2021/11/21
  • 管理栄養士&野菜ソムリエの姉妹ママ。米粉使った料理やスイーツの料理教室をしています。プチプラ大好き。もっと見る>>

日々の家事のなかで、もっとも頭を使うのがごはんのメニューを決めること。
洗濯や掃除に比べると負担が大きいと感じることも。
それでも健康を支えてくれたり、おいしい食事があると豊かな気分になれますよね。

今回は、管理栄養士でサンキュ!STYLEライターの私が”塩こうじ”を使って毎日のごはんづくりを楽にしてくれるアイデアを紹介していきます。

塩こうじってなに?

塩こうじとは、発酵食品のひとつ。
米こうじに塩と合わせた調味料で、”こうじ”の甘さと”塩”のしょっぱさが合わさった[魔法の調味料]と呼ばれることも。

材料は[塩・水・米麹]のみ。
特別な調理器具がなくても作れるので、家庭でも簡単にできます。
お肉や魚を柔らかくしてくれるだけでなく、うま味を増してくれる効果もあるので、食材の下味や味付けにぴったりなんです。

こうじの種類は大きく分けて2種類。
乾燥タイプと生タイプがあります。
どちらもスーパーで販売されているので、実は手軽に手に入ります。
おすすめは生こうじですが、常温で長期保存ができるのが乾燥こうじの良いところ。
味噌屋さんでも販売されているので、お気に入りを見つけるのも楽しいですよ。


から揚げの味付けに

お肉を柔らかくしてくれる効果もあるので、から揚げの下味にかかせません。
鶏もも肉1枚に対して大さじ1/2が目安。

<作りかた>
鶏もも肉2枚、塩こうじ大さじ1、めんつゆ(2倍濃縮)大さじ1をもみこんで、30分以上漬けてきます。
たっぷりの片栗粉をつけたら、揚げ油で揚げたらできあがり!

魚の塩こうじ焼き

お好みの魚の切り身に塩こうじを塗って焼くだけ。
下味をつけて冷凍しておくのもおすすめです。
甘じょっぱい味付けでごはんとの相性もばっちり。

鍋料理の隠し味

鍋の素を使わずに作る場合、ちょっと味が物足りない?と感じたときは塩こうじの出番。
うま味が増して一気においしくなります。
鍋の〆(しめ)は麺がおすすめ。

トマト煮込みにも

塩こうじは、トマトとの相性もばつぐん。
一緒に煮込むことでうま味が増します。
お肉も柔らかくしてくれて一石二鳥ですよね。

おいしいだけじゃない”塩こうじ”

発酵食品である”塩こうじ”は腸内細菌のエサとなり腸内環境を整えてくれる効果があります。
美肌効果やコレステロールを下げて生活習慣病の改善にも役立ちます。

米こうじのもつ酵素の働きは60度以上になると止まってしまうため、漬物など生で食べる調理法もおすすめです。

1度使ったら、おいしさにはまること間違いなし。
塩こうじがあると毎日のごはんづくりを助けてくれますよ。

この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として奮闘中。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。

計算中