朝食は食べなきゃ損!?管理栄養士がその理由とおすすめ食材を紹介!

2022/01/26
  • 管理栄養士&野菜ソムリエの姉妹ママ。米粉使った料理やスイーツの料理教室をしています。プチプラ大好き。もっと見る>>

1日のスタートの朝。朝食をしっかり食べるのが理想ですよね。朝活として有意義な時間を過ごしている方もいますが、なにかとバタバタするのが現実。

今回は管理栄養士で2児の母でもあるサンキュ!STYLEライターの私が朝食の重要性とプラスして欲しい食材を紹介します。

朝食は食べなきゃ損!

<朝食を食べてない>
・体温が上がらない
・太りやすくなる
・集中力がなくなる
・腹痛やめまいを感じる
・口臭の原因となる
などがあり、いいことは1つもありません。

朝食を食べることは、身体を動かすためのエネルギーを補充するだけではありません。しっかりとアゴを動かすことで脳が働き、口腔内の清潔も保つことができます。
食べないと唾液の分泌が減ってしまい、細菌の増えやすい環境に。口臭の原因のひとつです。

体内時計をリセット

1日のうちで1番代謝が低いのが朝。朝食を食べることで体温を上げてくれるので、代謝も上がります。体温が1度上がると、代謝は約13%上がりますので、食べないなんてもったいないですよね。

また、朝食には体内時計をリセットしてくれる役割もあります。
昼間は活動的に、夜は身体を休ませるホルモンの働きをコントロールしてくれるのが、太陽などの光と体内時計です。
バランスが崩れてしまうと、身体も心も健康な状態を保つことできなくなります。
食べてないのに痩せないと感じるかたは、生活習慣を見直してみるのも大事な1歩です。

朝食を食べるためには

朝にお腹が空かない場合は、夜の生活を見直してみることも大事な1歩です。
夜遅くに食事を食べたり、お酒を飲む習慣がある方は要注意。寝る時間が遅い場合もあります。

夜20時以降には身体は休むモードに切り替わっているので、体内時計の働きで消化に関係するホルモンが減ってしまいます。遅くても21時までには夕食はすませておきたいです。
しかも夜間になればなるほど、高カロリーが食べたくなることも。昼間よりも夜間にポテトチップスが食べたくなるのも納得の理由。

人の歴史の中では飢餓の期間の方が圧倒的に長く、欠食時間が長いほど次の食事が吸収されやすい状態です。

食べなくても痩せないのであれば、食べた方がいいですよね。
(健康上の理由や医師からの指示がある場合は別です)

朝食におすすめの食材

○炭水化物(ブドウ糖を含み、脳へのエネルギー源)
・ご飯
・パン 
・シリアル
・果実(バナナ、いちご、キウイなど)

○タンパク質(体温を上げてくれ、体内時計の調整も)
・魚肉ソーセージ
・卵
・ハム&ウインナーなど

炭水化物とタンパク質をセットで食べることで腹持ちもよくなります。
夜の空腹状態の中で筋肉も分解モードに入ってしまうので、朝こそしっかりタンパク質を食べるようにしましょう。
魚肉ソーセージやちくわなど、魚のねり物製品が脂質も少なくておすすめ。焼かなくてもそのまま食べられるのが助かります。

朝食メニューは固定でいい

朝ごはんを食べることがとても大事なことだとお伝えしていますが、忙しい時間でもあるので準備するのは大変。
メニューをパターン化して考える時間を短縮。

結果として、子どもたちからの不満も出にくくなりました。
我が家では、食べるのに時間がかかるので見た目でお腹いっぱいにならないように少なめに盛り付けます。(お代わりをしてもらいます)

朝は甘い物も罪悪感なく食べられる特別な時間。
しっかり食べて、有意義な時間になりますように。

この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として奮闘中。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。

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