【献立の悩み解消】捨てないで!黄色くなったブロッコリーは〇〇にするのが正解!
苦みも少なく、子どもが食べやすい野菜の定番なのが”ブロッコリー”
冷蔵庫に常備してしている方も多いのではないでしょうか。
買ってきてすぐに茹でていればいいのですが、「明日でいいか」と考えているうちに黄色くなっているのが現実。収穫してからも成長しているんだなと改めて実感できる瞬間ではありますが、やっぱり色が変わると残念な印象に。
捨ててしまうのは食品ロス問題もありますし、心苦しいですよね。
今回は管理栄養士で野菜ソムリエの資格をもつ私が、黄色くなったブロッコリーをおいしく食べられるレシピを紹介します。
ブロッコリーのポタージュ
黄色くなってしまったブロッコリーは、ポタージュにするのが正解!
見た目も気にならず、献立も1品決まります。スープが合うメインは洋食なので、献立を決める手間も省けて一石二鳥に。
玉ねぎをしっかり炒めてから丁寧に煮込むスープもおいしいですが、時間のない平日はコンソメを足して簡単に作ります。
①ブロッコリーは子房に分け、茎の部分は固い表面を落としてカットします。玉ねぎは煮込み時間が少なくなるように薄切りにします。(カットして冷凍した玉ねぎもおすすめ)
②鍋に玉ねぎ、ブロッコリーを入れたら、容量の1/3を目安に水を加えます。コンソメ1個も加えて野菜がくたくたになるまで煮込んでいきます。水分が少なくなったら随時足します。
10分程度煮込むので、他の料理と同時進行で作りましょう。
③ブレンダーやミキサーで撹拌し、なめからになったら牛乳(豆乳)をお好みの量を加えて塩で味を調えたらできあがり!
※トロミが少ないと感じるときは、冷ご飯を入れてミキサーにかけると濃厚な味わいに。生クリームを足すのもOK!
なんで黄色になるの?
花のつぼみにあたるのが房の部分。ブロッコリーはキャベツと同様のアブラナ科で収穫後も成長している野菜です。なので野菜室に置いておくと成長が進んでしまい、花を咲かせる準備をしていまいます。
緑のブロッコリーに比べると味や食感は劣ってしまいますが、問題なく食べられます。
常温保存の状態でブロッコリーに含まれるビタミンCは3日で半分に減ってしまいます。
ちなみにブロッコリーには、がんを抑制する抗酸化作用のある「スルフォラファン」が豊富ですが、スプラウトにはさらに多く含まれています。
若いほど栄養価が高いことを考えると、忘れないうちに茹でて冷凍しておくのが理想ですね。
献立が決まってラッキー!
サラダや温野菜、炒め物までさまざまな料理に彩りを添えてくれるブロッコリーですが、黄色になってしまったことで調理法が限られてきます。
料理が負担になる理由のひとつに”食材をムダにしたくない”があります。確かに食材を使わずに捨ててしまうは悲しいし、節約しようと購入した特売品もムダになってしまいます。
そんなときは「献立が決まってラッキー」や「捨てようかと思ったけど工夫しておいしくできた!」のように前向きに考えてみてくださいね。
この記事を書いたのは・・・
管理栄養士で野菜ソムリエのhiro。
園児と小学生の母として奮闘中。
簡単&お得にご飯を作ることに全力をかけています。