片付け苦手主婦が育休復帰前にやっておいて大正解だったこと
面倒くさがりで片付け苦手気質だからこそラクしてスッキリ暮らせる家を目指す、サンキュ!STYLEライターのtomomiです。
幼少期から片付けが苦手で、子どもが生まれてからは家の中がカオスな状態に…。このまま仕事に復帰したら大変なことになる!と一念発起し、育休中に整理収納を学び始め、ライフオーガナイザー(R)の資格を取得しました。
私が復帰前にやっておいて大正解だったのは、復帰後の生活を見据えて家を整えたことです。当時は決して十分とはいえない段階で復帰しましたが、少しでもやっておいて良かった!と心から感じたのを覚えています。
今回は、私が復帰前にやっておいて良かったことをご紹介します!
(1)明らかに不要なものを手放す
出産後はお祝いやお下がりをいただいたり、友人やネット、SNSの情報で気になったものを購入したり…。どんどん新しいものが入ってくるのに、要不要の判断をしないまま時が経ち、収納スペースからものがあふれていました。もはや散らかっているのが普通の風景となり、その影響で家事に時間がかかることや心が落ち着かなくなっていることに全く気づけない状態…。
復帰後は確実に家事・育児・自分のことにかけられる時間が減ります。やるべきことは効率よく終わらせ、少しでもやりたいことができるように。そのためには、ものは多いより、少ないほうが断然良いです。
まずは、ものが多いと感じる場所や生活していてイラっとする場所に狙いを定め、明らかに不要だと思うものを手放していきます。
明らかに不要なものとは?
・しばらく使っていない。これからも使わない
・古い。状態が悪い
・賞味期限、使用期限が過ぎている
・同じアイテムが必要以上に複数ある など
(2)生活スペースには使っているものを置く
ものの要不要を判断していると、今は使っていないけれど「まだ使える」「これから使うかも」とついつい取っておきたくなることがありますよね。
とはいえ、使っていないものがリビングやキッチン、洗面所など、よく使う場所(生活スペース)にあると、必要なものがすぐ見つからなかったり、取りづらくなったりして、余計な手間が増えてしまいます。逆に、使うものだけが置いてあれば、取るのも戻すのも格段にラクです。
使っていないのにすぐ手放せない場合は、生活スペースではない場所に一時的に移動させるのも1つの策。半年~1年後に再確認してみると、意外とすんなり手放せるかもしれません。
(3)帰宅後の動線をシミュレーションする
家に着いてから寝るまでにどこを通って、何をするのか具体的にイメージしておくことも大切です。なぜなら、どこで何をするかによって、何が必要で、どこに収納すればよいかが見えてくるからです。
我が家の場合、玄関から洗面所に向かい、手を洗ってお風呂のスイッチを入れてからリビングへ。そのまま荷物を置き、翌日の登園準備を済ませて、夕飯の準備に取り掛かりたいと考えました。
そこで、以前は寝室のクローゼットにあった私の洋服、通勤バッグを、保育園グッズと一緒にリビング横の和室に収納。おかげでリビングと寝室を行き来することなく、ラクに準備ができました。
このように、なるべく動線が短くなるように、どこに何を収納するか検討します。
(4)同時に使うものは一緒に、使う場所に収納する
ものを厳選し、帰宅後の動線に合わせた収納場所が決められると、一つひとつの行動にかかる時間が短くなります。
(3)でご紹介した以外にやっておいて良かったことをご紹介します。
・大人も子どももお風呂後の着替え(下着、パジャマ、オムツ)は洗面所に収納する
・子どもの歯ブラシはキッチンに置く
・連絡帳を記入するキッチンカウンターに体温計、シャーペン、消しゴムをセットで置く
・保育園グッズは分散させず1カ所に収納。翌日の登園グッズ置き場も決める(保育園のロッカーのように、子ども専用のかごを用意するのがおススメ!)
復帰後、早く生活のペースをつかむために
毎日限られた時間の中で仕事をし、お迎え時間に間に合うように急いで保育園へ…。特に復帰直後はなかなか生活のペースがつかめず、疲れがたまりがちです。
帰宅後に少しでも効率よく、スムーズに家事・育児が進められるように、ぜひ家の中を見直してください。復帰までの今が絶好のチャンスです!
記事を書いたのは…tomomi
2児の母。面倒くさがりで片付け苦手気質でもスッキリ暮らせるよう収納や家事テクを考えるのが趣味。ライフオーガナイザー(R)1級。