捨てられない人必見!「要る・要らない」から始めない整理法4選

2022/04/20
  • 整理収納アドバイザー×クリンネスト。片付く仕組み、狭くても心地よい家、捨てられるマインドなどを提案! もっと見る>>

こんにちは。整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子です。
整理収納のマインド作りやラク家事術などを中心に発信しています。

モノをなかなか捨てられず整理できないという方はいらっしゃいませんか?

整理と言えば「要る・要らないで分ける」なんていいますが、そう簡単に判断できるものではありません。

そこで今日はそんな捨てられない方にお勧めの整理法についてお話したいと思います。

1,使っている・使っていないで分ける

捨てることを考えず、最近「使っている・使っていない」で分けてみませんか?

「最近使っているモノ」だけを日常の生活空間に置き、「使っていないモノ」は今の生活動線から離れたところで管理するようにしましょう。分けて管理するだけで、生活が効率的に整います。

2,理想の暮らしに必要なモノを選ぶ

理想の暮らし、なりたい自分を想像し、そのためになくてはならないモノを選ぶことから始めてみませんか?

理想の暮らしに必要ないモノは、売ってその理想への軍資金にするのがお勧めです。しかしどうしても手放せなければ、生活動線から外れた箇所に纏め、纏めた日付を書いてひとまず置いておきましょう。しばらくして纏めた日付を見たとき、長期間使っていない現実を突きつけられます。自然と手放す気持ちが沸いてくることでしょう。

3,アイテムで分類してみる

アイテムごとに分類することから始めるのも効果的です。アイテム別に集めることで持ち過ぎていることを実感できます。

例えばボールペン。ボールペン1本だと「使うかも」と置いてしまいがちですが、集めてみて30本出てきたら、さすがにこんなに要らないだろうと自然に思えたりするものです。

洋服なども仕事用、部屋着、プライベートなどに分類すると、部屋着ばかりすでに一生分あることに気づくこともあります。偏りを明確にすると手放す意識が自然と高まるのです。

4,「期限」があるモノから始める

闇雲に整理を始めるのではなく、「期限」があるモノから整理するのもいいですね。

食品や薬などは賞味期限や消費期限があります。化粧品もアイテムにもよりますが一般的に開封後1年、未開封でも3年が品質を保てる限界といわれています。

これらのモノは「要る・要らない」ではなく「使える・使えない」で分けなければいけません。「感情」や「思い入れ」が邪魔して手放せない方にとっては、判断がしやすく整理が進むことでしょう。

捨てることを目的に整理しても進まないのは当然です。そもそも暮らしやすくするために整理に取り掛かろうと思ったのではないでしょうか?捨てなくても、暮らしは改善できます。

使っていないが捨てられないモノを、日常の生活空間から分けて管理したり、分類するという「整理」に是非取り組んでみてください。
その工程で「捨てる」という選択肢も自然と沸いてくることでしょう。

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