物を捨てられない夫にイライラ!妻がやるべき対応策とは?
こんにちは。整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子です。
部屋をすっきりさせたいのに、全く協力的でない夫にイライラする妻は少なくありません。
読み返さないであろうあの本、再開しないであろうあの趣味のグッズ・・・そんな夫の物が「不用品」に見えて仕方がない妻の皆さんへ、2つの対応策を伝授したいと思います。
まずは自分の「整理」を完璧に終わらせる
自分にとって興味のない物が不用品に見えてしまうのは当然のこと。
逆に夫の立場からすると、
「あんなに化粧品持っているけど全部使ってないよね。」
「食器をそんなに揃える必要ある?」
「いつか着るって着てないじゃん」なんて思っていることも少なくありません。
夫に捨てて欲しければ、まず自分自身の整理を完璧に終わらせることです。
整理とは不必要な物を取り除く事です。整理できてない妻に指摘されても反発心しか生まれません。
また、私物だけでなく家事に関わる物や子供の物など自身が管理している物は全て整理しましょう。
「整理」を終え、快適に暮らす妻の姿をみると、その整理の意義や効果は次第に夫にも伝わっていきます。
また、周りが整理されると、夫自身の物の多さが浮き彫りになります。すると「やってみようかな。」という思いが自然に夫にも芽生えてくることでしょう。
テリトリーを互いに持つ
夫の物と自身の物、同じ収納に混在していませんか?
それではいくら自分の物を整理しても、すっきりすることは出来ず、夫の物も捨てたくなってしまいます。
だからと言って、夫は夫の価値観で物を所有しています。いくら妻であっても勝手に捨ててはいけません。
そこで、それぞれのテリトリーを持ち、お互い干渉しないようにしましょう。
そうすれば、自分のテリトリー内ではいくらでもすっきりさせることができますし、物を増やすことも可能です。
また、テリトリー以外の場所には、個人の物を置かないようにすれば、全体的にすっきり暮らす事ができます。
注意して頂きたいのが、夫の使っていない物が目に入ると「まだ持ってるの?」「要らないんじゃない?」などと、つい余計なことを言いたくなってしまうので、夫のテリトリーは見ないようにしましょう。
そうすれば、ご自身の心の平穏は保たれますし、言われてしまう夫自身のストレスも軽減されます。
家が狭いからテリトリーなんて持てない!という方もいらっしゃると思いますが、狭いからこそ、しっかりテリトリー分けが必要です。クローゼットで分けたり、下駄箱の段でわけたり、洗面所の棚ごとに分けたり、狭ければ部分的に分けるといいですね。
大切なことは
捨てられない夫を持つ妻の皆さんに2つのアドバイスさせていただきましたが、大切なのは自分の価値観を押し付けないということです。
人それぞれ、心地よい住環境は違います。すっきり暮らす方がいいと思う人もいれば、たくさんの物に囲まれることで満たされる方もいます。
一緒に暮らす以上お互い尊重し、同じ家の中でもお互いが心地よい空間を持つようにすると円満に暮らせるようになります。
この記事を書いたのは…中里愛子
整理収納アドバイザー2級講師×クリンネスト講師
家事ベタさん応援!捨てられるマインド・簡単お掃除法・片付く仕組み作りなどを提案!