中学生の教材の片づけのコツと定期テストかんたん管理方法
家族みんなが片付けたくなる部屋づくりから快適な暮らしを目指す整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの堀内百恵です。
中学生以上のお子さんの机まわりはどうですか?小学生に比べると教科も増え、学校のテキストやテスト・プリントも大量です。整理をしないとあっという間に積み上がり、あふれてしまいます。今回は大量の教材やプリント類の片付け方のコツと定期テストのかんたん保管方法をご紹介します。
分類と要不要だけでは片付かない!
わが家には中学3年生がいます。中学に入った当時の失敗としては、最初は国語、算数、と教科ごとに分類していたのですが、教科もたくさんですし、分類だけでは何が大事かがパッとわからなくなっていました。
また、プリントやテストも集めて要・不要を判断したいのですが、すぐに判断できないものも多く、単純に要・不要だけでは片づきませんでした。
片付けのコツ「目的でわける」
テキストやプリントが「なんのためのものか」という目的ごとに分けたところ、
子どもも判断しやすく、必要なものがみつけやすくなりました。
分け方は、
①今使うため
現在進行中のもの。今使っているテキスト、宿題、次のテスト用に必要なもの。
②一年間見るかもしれない
終わった教材。普段は必要ないが、この学年の間は見るかもしれないもの。
テキスト、プリント資料、終わったテストなど
③保管のため
ほぼ見ることはないだろうが、念のため中学生の間は保管しておきたいもの
テキストや教科書、まとめたノート、資料、テスト。
④それ以外の不要なもの
破棄します
わが家の定期テスト保管方法
②の見るかもしれない、の頻度が高かったのが定期テスト。
我が家ではファイルボックスで学期ごとにまとめています。
使っているのは
・ファイルボックス
・個別フォルダー
・クリアファイル
(使用している個別フォルダーはアスクルのクラフト紙個別フォルダ―です)
クリアファイルをあらかじめ準備しておけば、終わったテストをどんどんこの中にいれるだけですみます。
子どもの判断にまかせる
何をとっておくかは子どもが一番よくわかっているので判断はまかせています。
また、目的ごとにわけたものは、よく使うものは分かりやすく収納し、保管のみは紙袋やボックスにざっくり収納といったようにメリハリをつけて手間や収納に使うスペースを少なくしています。
【まとめ】仕組みをつくって定期的に片づける
最初は面倒かもしれませんが、書類や紙類は仕組みを作ると、管理が楽になります。
子どもの教材もお子さんと相談しながら、仕組みを作ってみてくださいね。忙しい学生生活、
毎日きちっと片づけるのは難しいと思いますが、定期テスト終了後、長期休みに入ったら、などタイミングを決めて片づけるようにすると、「使う、保管、破棄」の流れがうまくできるようになってきますよ。ご参考になれば嬉しいです。
◆記事を書いたのは・・・堀内百恵
3LDKマンション暮らしの整理収納アドバイザー。家族みんなが片付けたくなる、部屋と心が軽くなる快適な暮らし、使いたい物や書類が5秒でみつかる整理収納術をご提案しています。