物を捨てられない人がちょっと変わるためにやってみるといいこと
家族みんなが片付けたくなる部屋づくりから部屋と心を軽くして快適な暮らしを目指す
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの堀内百恵です。
物を捨てられない、と悩んだり、片づけはじめても進まずにとまってしまうといったご相談がよくあります。あきらめてモヤモヤが続き、お部屋のゴチャゴチャがずっと気になっているのもいやですね。捨てられない人でも行動と考えを少し変えてみると、片づくきっかけになります。ご参考にしてくださいね。
買った物は使う
物を買う時は足りなそう、欲しいからと勢いで買い、その後は放置して忘れてしまう、、ということはありませんか?お片づけサポートでもクローゼットから値札がついたままの洋服でてくることがよくあります。特にたくさんの物を持っている方、まずは買ったままで使っていないものはないか、おウチの中を見回してみてくださいね。
今ある物が減るまで増やさない
今ストックがたくさんあってあふれているなら、増やさずに減らしていくことを考えましょう。ひとつの消耗品をどれくらいの期間でつかいきるかを調べてみるのもいいですね。たとえば、4人家族のわが家ですが、トイレットペーパーの消費は12ロール3週間です。今あるストックでどれくらいもつかがわかると買うタイミングの目安にもなります。
いつか使うかも、着るかもを実行してみる
いつか使うかも、着るかもととってあるものは使ってみましょう。
箱に入ったままの家電や物を箱からだして、すぐ使える場所に移動したり、
サンプル品を普段使ってみたり、まだ着れるかもととっている洋服を実際にきてみましょう。使い心地や着心地、好みかを考えてみることができます。
いったん保留にして様子をみる
捨てて後悔したくないと判断に迷うものはいったん保留もOKです。
普段使っているものとは分けて「保留ボックス」などにまとめておくと、一年後もまったく使わなかった、なんてことがあるあるです。実は「なくても困らない」ことがわかると手放しやすくなります。
捨てられない理由を考える
とっておく理由と使っていない理由を言葉にしてみると、「捨てられない」がより具体的になります。思い出、〇〇の時に使える、他に代用品がないからとイメージがつくものは残す理由です。いつかつかうかも、もったいないからという物は実際はなくても大丈夫な物です。
必要なものは個人個人で違いますが、本当に自分にとって必要な物はどうしようかなと迷ったりしないですね。
捨てなきゃ、で進まないなら
いかがでしたか?物を捨てるとスッキリするのは分かっているんだけど、、と立ち止まってしまうなら、まずはおウチの中にあるモノを使う、そして捨てられない物は残す理由を考えるところからはじめてみてはどうでしょうか。モノと向き合う意識が変われば片づけが進むきっかけになりますよ。
◆記事を書いたのは・・・堀内百恵
3LDKマンション暮らしの整理収納アドバイザー。家族みんなが片付けたくなる、部屋と心が軽くなる快適な暮らし、使いたい物や書類が5秒でみつかる整理収納術をご提案しています。