
元証券会社勤務の私が伝えたい!株価が暴落したときに“慌てない”ための3つのポイント!
元証券会社勤務で、大学生の息子と高校生の娘の母、サンキュ!STYLEライターのryokoです。
テレビで「株価が急落!」なんてニュースを見ると、つい不安になりますよね。「うちのNISA、大丈夫かな?」なんて、ついスマホを開いて確認してしまう……。
そんなときに絶対に知っておいてほしい3つのことを、主婦目線でわかりやすくお伝えします。
1. 自分の“目的”を思い出そう
投資を始めたとき、「老後のために」「教育費に備えて」など、何かしら目的があったはずです。
暴落時はつい目先の値動きに振り回されがちですが、大切なのは“今じゃなくて未来”にあります。
短期的な値動きに一喜一憂して、慌てて売ってしまうと、本来の目的からぶれてしまうことも……。
例えば、子どもの大学進学まであと10年あるなら、10年後に向けての運用中ですよね。いますぐに必要なお金ではないのに、1.2週間の下落で売ってしまったら、それこそもったいないと思いませんか?
一度、「なんのために始めたのか」と立ち止まって考えてみてくださいね。
2. 情報に“飲まれない”習慣を持とう!
SNSやニュースでは、「株価大暴落!!」と連日さまざまなニュースが飛び交っています。
でも、一番やってはいけないのは“感情で動く”ことです。
大事なのは、信頼できる情報を選んで、冷静に判断すること。
私が証券会社で働いていた頃も、情報に振り回されて不安になり、ご連絡をしてくる方は本当に多かったです。
ただ、基本的に投資は長期保有、つまりすぐに使うお金ではないはず。むしろすぐに使う予定のあるお金は現金でしっかり貯金という形で持っておくべきです。
3. “なんとなく”で判断しないことがいちばん大切
たとえ株価が下がっていても、その企業の業績やニュースをきちんとチェックすること。
下がっている理由が明確で、長期的には回復が見込めるなら保有を続ける判断もありですし、逆に会社の業績が本当に悪化しているなら、見直しも必要です。
そして、何より忘れてはいけないのが「投資は自己責任」です。
自分で納得して決めたことなら、結果がどうであっても後悔は少なく済みますよね。
「なんとなく」での判断ではなく、「調べて・考えて・決める」習慣を大切にしましょう。
落ち着いて、慌てず、目的を忘れずに
株価の暴落はドキッとしますが、その後どう行動するかがすごく大切です。
そんな時は、「私は何のために、どんな目的でこの投資をしているのか」と考えて、そこに立ち返るだけでも、落ち着いて判断ができるようになります。
そして繰り返しになりますが、投資は自己責任。
だからこそ、焦らず、自分で考えて進めていきましょう。
※投資に元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
◆この記事を書いたのは・・・専業主婦ライターryoko
元証券会社勤務。家計管理歴20年。転勤族の夫と、大学生の息子、高校生の娘の4人家族。夫の転勤に伴い、新しい土地への引越しの経験から、いかに無駄遣いをせず、家族や自分自身のために生きたお金を使うか試行錯誤の毎日。テレビ出演歴あり。家計管理術のほか、購入品紹介やお弁当レシピなどを発信している!