【3.11震災から学ぶ】大地震が来た時の津波対策まとめ〜完全保存版〜
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こんにちは!
私は毎月、固定費15万+変動費13万=計28万円で暮らしている、サンキュ!STYLEライターの「さっこ」と申します🍎
35歳一児母。(男の子4歳)
築40年になる築古団地で3人暮らし中です。
さて。みなさん。
日頃から防災は意識されていますか?
2024年1月1日、石川県を震源地に最大震度7の地震が襲いました。
大津波警報が発令し、最大1.2m以上の津波も押し寄せました。
私自身、出身が岩手県沿岸部であるため、2011年3月の地震で、街のすべてを失くすという経験をしています。
年始早々、あの日のことが鮮明にフラッシュバックした瞬間でした。
今一度、緩みがちだった災害対策をしっかり行わなければと思ったので、記事にいたしました。
ぜひ、最後までご覧ください。
逃げる時は「遠く」ではく「高く」へ!
2011年の東日本大地震の時は、海岸から12km離れたところまで、津波が押し寄せました。
津波が川を逆流していったため、被害は拡大しました。
私の母の実家は、海岸から5kmぐらいあったので、大丈夫だろうと思っていたのですが、津波により全壊。
高台ではなく、平地だったためです。
海岸からたった3kmの地点であっても、高台にあった(標高が高かった)中学校や住宅は、津波被害から逃れることができています。
この時、本当に、距離ではなく高さなのだということを、思い知らされました。
車は渋滞する!自転車等で避難を!
2011年の東日本大地震の時、大津波警報が発表されてから、高台へと続く道が大渋滞しました。
震災当時、人口3万人もいないような小さな街でしたが、とてつもなく渋滞したため、もちろん、逃げ遅れた方も多くいらっしゃったようです。(震災の影響もあって、現在は人口1.8万人しかいません)
あの日、14:46の揺れから、津波が押し寄せるまでは約50分あったといいます。
震災後の5月に母校を訪問した際も、時計は、津波が押し寄せた時刻、15:30をさしていました・・・。
みなさんは、約30〜45分ぐらいで逃げられる高台って、近くにございますか?
そして車以外の手段はあるか、経路と手段の確認も、かなり重要であると私は感じております。
また、家族で「災害時は○○で待ち合わせようね」と、あらかじめ話し合っておくことも大切です。
(災害が発生すると、電話やネットが繋がりにくくなるため)
ニュースの津波予想を鵜呑みにしない
2011年の東日本大地震の時、大津波警報が発表され、予想は6〜7mの津波でした。
それが仇となり、みんなが「6〜7mなら大丈夫だろう」と油断するキッカケとなってしまったのです。
しかし実際は、あの日、20〜25mの津波が押し寄せています。
たくさんの方が油断し、逃げることをせず、被害にあわれてしまったのです。
ニュースは鵜呑みにしてはいけません。
3.11震災時は電気が2週間こなかった
あの日、わたしはすでに上京しており、東京で忙しく稼いでおりましたが、父母は実家(岩手県沿岸部)にいました。
当時スマホではなくガラケーでしたし、もちろん、父母とはしばらく連絡がとれませんでした。
幸い、わたしの友人が実家に様子を見に行ってくれて、「両親ふたりとも無事だったよ!」と連絡くれたことは今でも忘れません。
そこから、電気と、携帯の電波が繋がるようになるまでは約2週間かかり、「こちらは無事だよ」と母の声を聞けたのは3月25日ごろ。
防災グッズを選定するときは、2週間ぐらい電気と携帯が使えないことを想定した上で、準備するのがよいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2011年の大津波で、私は、親戚・知人・同級生・友人含め、50人以上の知り合いを一気に亡くし、全くもって、現実を受け入れることができませんでした。
あの時23歳。
若いながらも、ショックが大きかったのでしょう。
2011年夏、東京から沖縄へ逃亡。
結局1年後東京に帰ってきましたが、きっと震災のショックもあって、どこかに逃げたかった心理の現れだったのだと、今では思っております。
あれから13年。
わたしにも、夫と息子がひとり。
家族がおります。
守るべきものを、正しい知識と方法で守る。
大きな地震があるたびに、改めて考え直すキッカケとなります。
みなさんも、日頃から、防災対策しっかりしていきましょう!
以上さっこでした。
それではまた、更新いたします。
■この記事を書いたのは・・・さっこ
1988年生まれ。岩手県出身。
高校卒業後上京。現在は関西在住。
・アパレル販売員
・ウェディングプランナー
・社内SE
などが主な職歴。およそ13年間会社勤めをする。
31歳で結婚。夫の赴任先ベトナムで2年間海外生活。
帰国後は介護士の資格を取得。
パンソムリエも取得。
3歳男児のママとして、育児・家事・仕事と忙しい日々を送る。
その傍ら、執筆活動を行う。
現在築古団地に夫・長男と3人暮らし。
月28万円の予算で上手にやりくりする節約系ママライター。