節約したいのにお金の価値観に差がある夫婦!乗り切る3つの方法
はじめまして。年間100万円貯める3児の母、丸山希です。
私はお金が大好きで、貯まっていく通帳を眺めるのが趣味のひとつです。
しかし、パートナーである夫はお金に無頓着…。家計管理は夫婦で取り組みたいのに、すれ違いが絶えませんでした。
お金でケンカするのは、何も利益を生みません。
そこで、夫婦で家計管理していくために、家計簿を共有したり共同財布を作ったり、さまざまなことを試してきました。
今ではお金でぶつかることがなくなっていますが、実際に試して効果があった3つの方法を紹介します。
諦める範囲を決める
理想をいうと、1円でも多く貯めたいし増やしたい。無駄だと思えるお金は1円でも削りたい。
しかし、そうはいかないのが人間です。
「ここまでできたら満足。それ以上は求めない」というラインを自分の中で決めました。
夫は子どもと出かけたときにガチャガチャのような小さなおもちゃを買うことが多いほか、外食が大好きです。
食事へのこだわりも強いので、我が家では食費の節約は後回し。
ガチャガチャも1回までと決め、完全にNGにすることをやめました。
もちろん、無駄が積もると貯められないので節度は大切ですが、夫に寛容になる分、自分の趣味に使うお金に対する罪悪感も減りました。
浮いたお金でしたいことを伝える
「それ、無駄使いじゃない?」「〇〇円貯金したいから協力して」と伝えても、なかなか共感してもらいにくいですよね。
そこで、お金を貯めてしたいことを伝えるようにしました。
「この貯金箱がいっぱいになったら旅行に行こう!」「来年入学を控えているので、10月までにランドセル代と制服代で10万円貯めたい」など、具体的な金額と目的を共有しています。
夫の趣味は、旅行といっても過言ではないくらい旅行が好きです。なので、家族で出かける計画があるとやる気になってくれます。
この方法を取り入れてからは、なぜそのお金が必要なのかが明確に伝わるので、夫に協力してもらいやすくなりました。
なお、私が独身時代に貯金を始めたころも、この目標設定を取り入れていました。
貯金は必ず0円からスタートなので、10万円貯まったら1着洋服を買う。など、最初は小さいご褒美を設定。
100万円貯まったら10万円分はご褒美に使って良し!としていました。
しかし、実際100万円貯まったころには特に欲しいものがなく、そのときはそのまま貯めることを選びました。
トライ&エラーは必ず共有!
お金に向き合っていると、必ず失敗することがあります。
我が家の場合、かわいい子ども服に浪費したり、誕生日などのイベントでもないのに大きいおもちゃを買ったり……。
私個人的なことでいえば、推しのグッズに浪費したこともあります。
数年前、食費を節約しようと奮起していましたが、食材の原材料や栄養などを考えるとどうも思ったように節約できず断念したことがあります。
原因がわかっているので、振り返りとともに夫婦で共有。
我が家の食生活では、この予算では無理だからここはしっかり予算を取ろう!その代わり削れるところを探そう!という流れで整えていきます。
お金にさほど興味がない夫なので、右から左になっている部分もありますが、一人で解決していくのと共有しているのではモチベーションに差が出ます。
これからも子どもの成長に伴ってお金の流れが変わる日が必ずきます。そのときもトライ&エラーを繰り返しながら共有していこうと思います。
夫婦で価値観の差があるのは当然!認めて補おう
育ってきた家庭環境が異なる2人が夫婦になっているので、価値観が異なるのは当然です。
夫と結婚して13年になりますが、いまだに理解できないことの方が多い気がします。
それでも向き合うしかないのが、お金の問題。
パートナーの価値観を認めて、お互い歩み寄ることが家計管理では大切なのかもしれませんね。
【この記事を書いたのは】
FP2級を持つ3児の母ライター。年間100万円貯金+資産運用を行っています。2021年はコロナの影響を家計がモロに食らってしまいましたが、切磋琢磨し資産の増加に勤めます!
資産の増加には節約や整理整頓など、身の回りのケアも大事!苦手ですが頑張っていきたいです。