【貯蓄】親の後悔から考える幸せな「支出」と「貯金」

2023/06/08
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元浪費家の貯蓄0家計。サンキュ!STYLEライターの小倉つぼみです。

収入減少をきっかけに家計を見直し、年間100万円貯蓄も達成!無理なく実践できる貯蓄方法だけ続けています。

共働きだった筆者の両親は貯蓄もしっかりしていて、年金を貰いながら悠々自適な老後生活を満喫しています。

そんな両親とのふとした会話の中で、両親がお金について「後悔している事」が、とても考えさせられる内容でした。

今回はお金について後悔している事2点をご紹介し、後悔をしないための幸せな「支出」と「貯金」について考えてみることにしました!

お金に関する「後悔」その1:もっと子供と一緒に過ごす時間にお金を掛ければよかった!

筆者の両親は仕事も忙しく、長い時間一緒に過ごせるのは夏休みや年末年始などの長期休暇のみでした。

その長期休暇も家でゆっくり過ごすか、母親の実家がある沖縄に数年に一度帰るかくらいで、あまり旅行に行ったり外食したりの記憶はありません。

長期休暇の時はどこに行くにもお金がかかるので、控えていたそうです。

老後になった今、子供と一緒に過ごせる時間がいかに短くて貴重だったのかを身に沁みて感じ、もっと旅行や美味しいものを一緒に食べに行っておけばよかったとのこと。

子供と一緒に旅行や美味しいものを食べに行く「経験」「体験」や「思い出づくり」にお金を掛けることは子供だけでなく、親にとっても貴重で幸せな「支出」に繋がると感じました。

お金に関する「後悔」その2:身体が元気なうちにやりたい事をやっておけばよかった!

現在70代の筆者の両親は健康でとても元気です。
ですが、当然ながら若い時と比べると圧倒的に体力の衰えや疲れやすさを感じてしまうそう…。

4、50代の時に「仕事が忙しい」「お金がもったいない」「節約しなきゃ」と言わずにもっとやりたい事をやっておけばよかったそうです。

一生懸命節約して、老後の「貯金」がしっかりあることはもちろん重要ですが、「その時にやりたい事」にお金を掛ける事も幸せな「支出」として大切なのかなと思います。

両親の「後悔」を聞いた今、「貯金」を続けることを大切にしつつ、その貯金の一部を子供と過ごす貴重な時間や、やりたい事の為の幸せな「支出」として準備しておこうと決めました!

早速、今年は子供の学校の振替休日は全て仕事を休んで、子供たちとの思い出づくりに出掛けようと計画中です!

将来の老後の為、子どもの為の「貯金」は重要ですが、幸せな「支出」について考えてみるのも時には大切だなとしみじみ感じています。


◆この記事を書いたのは・・・小倉つぼみ

フリーランスのWEBデザイナー・メンタル心理カウンセラーで、娘2人のママです。日常の心のリフレッシュ方法や、無理せず楽しく貯蓄・節約する方法を発信中。

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