被災した整理収納アドバイザーの防災用の水の備え方
こんにちは。
夫の年収490万円で
年間380万円を貯金している
賢約アドバイザーで
サンキュ!STYLEライターの
川﨑みさです。
私は、4年前の西日本豪雨災害で
被災し、自宅避難をした経験から
常に非常食をローリングストック
しておく大切さを痛感し
防災や備蓄について真剣に
考えるようになりました。
備蓄に「水」は必須?
要ります!
・子どもがいる
・スーパーが徒歩1分圏内にない
・家が井戸水じゃない
そんな方は【絶対に】
用意してほしいなと思います。
災害=水が入手困難
災害の規模や住んでいる地域にも
よると思いますが
4年前の西日本豪雨災害で
被害が酷かった広島県呉市では
災害発生直後に、スーパーから
水が一斉になくなりました。
土砂降りの雨のなか
子どもを連れて行くのか?
置いていくのか?
そもそも、車でスーパーまで
行けるのか?道は大丈夫か?
ど、私が迷っている間に
スーパーの近所に住んでいる方や
サッと動ける方が購入なさって
私が、スーパーについた頃には
水だけでなく、オムツや
おしりふき、カップ麺
トイレットペーパーなど
無くなっていました。
行政の支援も受けられない
災害発生から三日後ぐらいから
公民館や集会所に給水車が
回って来てくれるようになりましたが
私は1度も水をもらうことが
出来ませんでした。
給水車が来ると、近所の方々が
サッと並ばれるので
「給水車来てる!」と
情報が入ってから出かけても
もらうことができないのです。
「次の給水はいつですか?」と
伺うと、給水車の方が申し訳なさそうに
「たぶん5時間後です…」と
教えてくださったのですが
生後1か月の息子を抱き
5歳の娘と生後1か月の
息子を連れ、産後間もない体で
7月の炎天下の中を
5時間も待てるはずもなく
諦めるしかありません。。。
スーパーでの買い占めや
行政を責めたいのではなく
私と夫の「準備が不足」が
原因で被災した状況を
より過酷なものにしてしまった
と、心から反省しています。
被災したのに…
むしろスーパーの方々や
官公庁の方々は
自分も被災者なのに
店を開けてくださったり
休憩や、寝る間を惜しんで
走り回ってくださっていました。
心から感謝しています。
どれくらいの備蓄が必要?
わたしは、現在
・水2Lを8ケース
・お茶500mlを2ケース
備蓄しています。
これは、4人家族が10日間
自宅避難が出来る最低限の量です。
備蓄は「3日分」と言われるが…
広島県の「防災・減災一口メモ」には
【3日分は用意しておきましょう】と
ありますが
4年前の西日本豪雨災害では
断水2週間の後に、老朽化した
水道管が水圧に耐え切れず
呉市のあちこちで破裂…。
水道が使えるようになるまで
4週間もかかりました。
「自分が元気」の保証はナイ
災害はいつ起こるか分かりません。
災害でケガをする、体調不良になる
可能性だってあります。
そんな中、スーパーや公民館まで
水をもらいに行けるのか?
重さ数キロはある水を
家まで持って帰れるのか?
こういうことを考えて
自分を、家族を守るために
どんな準備が必要なのか。
と、考えるべきだった…
と思っています。
水が「1本1,000円」はあり得る
コロナが流行してすぐの頃
使い捨てマスクが店頭から消え
ネットオークションや
フリマアプリで、それまで
500円程度で買えていた
マスクが、4000円など
驚くような価格で取引される
ようになりました。
あってはならないことですが
もし災害が起こって
水が手に入らなくなったら
水が1本1000円で売られる
こともあるかもしれない…と
被災してから思うようになりました。
安全に安く買えるのは今日!
自分や家族を守るために大切な水。
私は、被災してから
「今日が安全に一番安く
水が買えるタイミング!」
東日本大震災から11年目を
迎えようとしている今だからこそ
備蓄品の消費期限を確認したり
足りないモノを買い足してみては
いかがでしょうか。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
賢約アドバイザーで2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増える暮らしを作る、はじめるためのライフスタイルを提案しています。