節約と時短が両方叶う!「2日分ご飯」
こんにちは。元海上保安官で2児の母、船舶料理士の資格を持っているサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。食品だけでなく、色々なものが値上がりしているこの状況でも月に4,000円食費を減らせた理由の1つが、1回の調理で2日分をつくる大鍋料理。
量が多いので煮込み時間などが長くなりますが、それでも1.5倍ほどの時間。2倍の量がつくれるのに、1.5倍のガス代で済むため光熱費の節約にもなります。
さらに調理の回数が減るぶん、ご飯作りでハードルが下がるうえ、つくった翌日は「今日はご飯つくらなくていい」と、気分的にもラクなわが家にとってはメリットだらけのやりくり方法です。
冷蔵庫の一掃を兼ねた「豚汁」
冬にたっぷりつくるならやっぱり豚汁。1日目はつくりたての味噌汁の風味を楽しめて、2日目は野菜にダシが染み込んだ野菜を楽しめる、1度で2度おいしい最高の「2日分ご飯」。
冷蔵庫に残っている野菜を全部入れられるので、在庫の一掃もできるうえ、どんな野菜を入れてもおいしいので、テキトーにつくっても失敗しない安心のメニューです。
豚肉をたっぷり入れられる場合は、豚汁とご飯の2品で済ませることが多いのですが、入れる豚肉の量が少ない場合は、冷凍のからあげや肉まんをレンチンしたり、冷凍の魚を焼いてしっかりたんぱく質をとれるように調整しています。
安くてうまい「チキンビーンズ」
給食で大好きだったポークビーンズを、豚肉より安く買える鶏むね肉や手羽元でつくった子ども達の大好物のメニュー。
1日目はご飯と一緒に、2日目はこんがり焼いたパンと一緒に食べて、家族が飽きないようバリエーションを付けています。
おいしく食べてしっかり貯めたい
「2日分ご飯」を飽きずに続けるコツは、「おでん」「水炊き」「ちゃんぽん」「カレー」「クリームシチュー」など豊富にあるメニューの中から、家族の好みに合わせてつくること。
食品だけでなく色んなモノが値上がりしている今は、未曾有のやりくりピンチ時代。「今まで通り」の方法では、食費も光熱費もジリジリと上がる一方なので、支出を増やしたくないわが家ではちょっとした工夫が必要です。
そこで「誕生日プレゼント代やお小遣いを減額するくらいなら、2日分同じものを食べても構わない」という家族の希望と、「2日に1回しかつくらないなら気分的にラク」というわたしの思惑が一致して「2日分ご飯」を取り入れ、食費やガス代を節約しています。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!