自分にとって「ラク」な節約を見つけるとムリなく「一生貯まる」
こんにちは。元海上保安官で2児の母。38歳で総資産4,200万円を達成したサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。
夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているわが家ですが、「節約しよう」という気持ちより正直なところ「ラクをしたい」というのが、家計や家事が変わるキッカケになりました。
「家族で外食」は大変だからしない
「外食はほとんどしない」というと、「えらいね」「すごい」と言われることが多いのですが、節約したいから外食をしないのではなく、外食を極力避けているのは「大変」だから。
わが家の5歳の息子は、とにかく声が大きい。そしてピンポン玉のように、予想外の動きで常に動き回っています。
外食すると、いつも周りの方に「すみません」と平謝りし、息子に「声を小さくして」「座ってて」と何度も注意しなくてはいけないので、楽しめたことがありません。
ガソリン代と、高い外食代を払って、大変な思いをするより、冷凍食品を使ってサクッと食事をすませた方がわが家にはラクなので結果的に出費が減っています。
「片づけ」が大変だからモノを減らす
わが家にくる誰もが「わぁスッキリしてる」「さすが整理収納アドバイザー」と、言ってくださるのですが、違うんです。ただ「片づけたくない」「モノをどかして掃除機がかけられない」だけなんです。
「子どもにいい環境を」「気持ちよく過ごしたい」という高尚な考えは一切なく、「どうせわたしがやらなくちゃいけないんだから、最低限の手間で終わらせたい」という、ちょっとやさぐれた気持ちが理由で、モノを増やしたくないので、結果的に出費が減っているだけなのです。
「おしゃれオンチ」だから靴は1足だけ
靴は、7年ほど黒のスニーカーを履いています。「ヘビロテしてる」と言えば良き風に聞こえますが、実は「靴箱の出し入れが面倒」「靴までコーデできない」だけ。
靴までコーディネートを考えようとすると、どの靴がどの服に合うのかサッパリで、見当もつかないため店頭で困り果てたことが何度もあります。
しかし、おしゃれに見られたいという、見栄っ張りな気持ちだけは一人前。
おしゃれな友人に、コーディネートのコツを聞いたところ、「靴とバックの色味を合わせるとよい」とのことだったので、数年前から鞄も黒にしました。
「黒いスニーカー1足」「黒い鞄1つ」なら、購入する際におしゃれオンチのわたしでもギリギリ選べるし、靴も鞄も1つずつなら購入費用もさほどかからないため、最低限で済んでいます。
「自分」に合った貯め方がある
わたしは、得意なコトと苦手なコトの差がとても大きく、自分でもそれを最近やっと理解できるようになりました。
正直なところ、同じ年頃の小さなお子さんを連れて楽しそうに外食をしている方を見ると、うらやましい気持ちになりますが、息子には息子の良いところがあるし、苦手なこと、大変なことは避けながら、これからも自分とお金と家族と上手に付き合っていきたいと思っています。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!