【0円防災】元被災者が外出先での災害に備え「鞄」に入れているモノ
産後1か月のときに西日本豪雨災害で被災した、広島県在住の元海上保安官で2児の母、夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。
「災害に備える」と聞くと、何か特別なことをするイメージがありますが、いつもの鞄にちょっとしたモノを入れておくだけで、防災と減災に繋がるモノもたくさんあります。
常備薬は財布に入れておく
わたしは「もしも」の時のために、毎日飲んでいる薬を3日分ほど財布の中に入れています。
災害は、いつどこで起こるか分かりません。薬をいつも持ち歩いている財布に入れておけば、外出先で災害が起こり、家に帰れなくなったとしても数日間は凌ぐことが出来ます。
常備薬が無い方は、災害でケガをしたときに備えて「解熱剤」や「鎮痛剤」がおすすめです。
ちなみに、薬には「使用期限」があるので、わたしは3か月に1度、新しいものに入れ替えています。
子どもの保険証のコピーを持ち歩く
6年前の西日本豪雨災害で被災してから、「もしも」の時のために子ども2人分の保険証のコピーを、普段用の鞄に入れて持ち歩くようになりました。
夫と子ども達とで出かけた場合の災害に備えて、子ども達の保険証のコピーはわたしだけでなく、夫が普段使っている鞄にも1部入れています。
データの取り扱いに気を付けながら、念のため保険証の写真をスマホで撮っています。
紙ベースの保険証のコピーが雨に濡れて使えない時は、スマホの中の写真が使えますし、スマホの充電がない時は紙ベースのコピーが使えます。
子ども達の仮の身分証としても使える他、もし災害で失くしてしまった場合は再発行に時間がかかるので、「せめてコピーだけでも」という気持ちで、用意しています。
おもちゃのライトも結構「使える」
スーパーに入っている携帯会社のビンゴゲームの参加賞でもらった「ライト付きのおもちゃ」も立派な防災グッズ。
災害時は停電になることも多いので、小さくても灯りがあると安心です。
スイッチが軽くて少しの摩擦でオンになってしまうため、わたしはマスキングテープを貼ってから鞄の中に入れています。小さいし、無料でもらったものなので鞄に入れっぱなしでも気になりません。
外出先でも災害は起こる
身近すぎて普段はあまり意識せずに持ち歩いていますが、「ハンカチ」と「ティッシュ」も立派な防災グッズになります。
災害はいつ起こるか分かりません。「ハンカチとティッシュ持った?」その一言が、防災と減災に繋がることもあるので、家族が出かける際は「いってらっしゃい」の前に、必ず言うようにしています。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!