【好きを仕事に!】フリーランス・プチ稼ぎへの第一歩「開業届」を提出しました

2023/03/01
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シンプルな暮らしを満喫中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
先日の記事で紹介したように今年の確定申告をオンラインにて申請しました。

この申請で収支がはっきりしたので、次にしなくてはと思っていたことが「開業届」の提出です。
「開業届」と聞くと何やら難しそうに聞こえますが、実はこれも自宅からオンラインで作成することが可能です。

今回は開業関わる手続きの流れを紹介します。

そもそも「開業届」とは

正式には「個人事業の開業・廃業等届書」と言われるもの。
事業の開始のほか、事務所・事業所の新設や増設、移転や事業の廃止を行った際に、税務署へ提出します。

国税庁のHPによると対象は、「事業所得や、不動産所得・山林所得を生ずべき事業の開始などをした方」となっています。
事業を行うことによって継続して利益を得ることが目的になっている場合、副業でも開業届が必要です。

書類はクラウドサイトから自宅で作成

「手続きはすべて税務署で?」という声が聞こえてきそうですが、作成から申告までオンラインで完結することも可能です。

私の場合は、「マネーフォワード」のサイトにて、開業届を作成しました。
これは特に書類作成の知識がなくても大丈夫!
表示された項目に沿って個人情報などを記入していくと、書類が完成します。
書類のみならスマホからでも作成できます。

あとは完成した書類を税務署に提出するだけ。
意外に手間がかからず簡単です。

作成した書類を管轄の税務署に提出する

提出方法は3つあります。

1.税務署に直接提出
2.郵送で提出
3.e-Taxを使い、オンラインで提出

それぞれの方法を簡単に紹介します。

税務署に直接提出

管轄の税務署の窓口に直接持参します。

窓口受付の場合、記入漏れなどがあってもその場で直すことができ安心です。
ただし、税務署の開庁時間が平日の8時30分から17時まで。

時間が気がいられているのと、この時期は混雑していることが難点です。
平日に時間がとりづらい場合は、時間外受付BOXに提出するか、他の方法を検討してみましょう。

郵送で提出

税務署宛に郵送する方法です。
輸送の場合は以下の書類も同封します。

1.開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)
2.開業届の控え
3.返信用封筒・返信用切手(受領印が押された開業届の控えの返送用)
4.マイナンバー確認書類・本人確認書類
5.青色申告承認申請書

1と2はクラウドサイトから書類を作成し、プリントアウトすれば準備が完了します。
青色申告を希望する場合は5も準備します。

郵送には本人確認書類の写しなど「重要なものも同封」します。
そのため郵便物が間違いなく税務署に届いたかどうかも確認できる、簡易書留・レターパックなど追跡可能な方法で送りましょう。

3.e-Taxからオンラインで提出

自宅ですべて完結できるのが、e-Taxを利用してオンラインから提出する方法です。
その場合、下記の事前準備が必要です。

1.利用者識別番号の取得
e-Taxのホームページから開始届出書を作成・送信すれば、利用者識別番号を取得できます。

2.電子証明書の取得
本人であることを証明しなければなりませんので、電子証明書が必要になります。
電子証明書はマイナンバーカードに格納されているので、通常はマイナンバーカードを使います。

3.e-Taxソフトのインストール
e-Taxで開業届を提出するためには、e-Taxソフトが必要になります。
ソフトはe-Taxのホームページの「各ソフト・コーナー」からe-Taxソフトをダウンロードし、インストールします。別途税目のインストールも必要になるため、「所得税」を追加します。

意外にハードルが低い「開業届」の提出

必要なものが揃っていれば、自宅からすべてできてしまう開業届の提出。
「好きを仕事」にするための第一歩。
この時期に確定申告と一緒に済ませてしまうとよいかなと思います。

●この記事を書いたのは…おだけみよ

汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。

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