【サンキュ!SDGs部】「フードドライブ」で食べきれない食品は次の人にバトンタッチ!
片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。
片づけの相談で多い場所のひとつがキッチンです。
中でも冷蔵庫収納やパントリーの整理など食品の管理に関してのお悩みが多いです。
・頂き物の期限がいつの間にか切れてしまった
・同じものを間にか期限が切れそうになっていることが多い
期限内に消費できないと食品のロスになり、勿体ない思いをしている方も多いと思います。
物がリユーズなどで次の人にバトンタッチできるように、実は食べ物も期限内であれば次の人にバトンタッチができます。
今回は食べきれない食品をバトンタッチできる仕組みを紹介します。
「フードドライブ」で消費しきれない食材を必要な人にバトンタッチ!
「フードドライブ」とは、家庭で余っている食べ物を回収し、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなど、寄付する活動です。
回収された食品は貧困や困窮で、毎日の食事に困っている方の元に届けられます。
回収できる食品
回収条件は自治体などによって違いますが、主に以下の食品が回収されています。
1.消費期限・賞味期限まで1か月以上あるもの
2.常温保存できるもの
3.未開封であり、包装が破損していないもの
4.日本語で表記されているもの
フードドライブで食品を回収してもらいました
今回は自治体で開催されたフードドライブの会場に持参しました。
回収はカテゴリーごとにボックスに分けて回収されます。
こちらの自治体で缶詰はフードドライブで多く回収されるもののひとつだそうです。
この他に未開封のままの贈答品(ビールや調味料のセット)なども多いそう。
フードドライブの輪が広がっています
フードドライブは自治体で行うことが多かったのですが、ここ数年でスーパーなど身近なお店でも回収している場所が増えました。
筆者の住んでいるところだと、スーパーやコミニュティカフェ、珍しい場所では温泉で開催されたこともありました。
フードドライブで無駄になる食品を減らそう
これからの時期は贈答品が多くなってきます。
週末にパントリーなどのストックを見直して、食べ切れない食品があれば次の人にバトンタッチすることで、食品を必要なところに循環できます。
※記事内の画像は許可を得て撮影したものを使用しています
この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦を脱出して片付けのプロに。
片付けのプロの傍ら、料理好きが高じて富山県公式サルベージサポーターとして、家庭の食品ロスを削減するアイデアを2年間提供。
現在も引き続き個人で食品ロスや冷蔵庫収納に関するアイデアを発信中。
サンキュ!STYLEでは片づけ、家事、キッチン雑貨など、家事全般のコツを発信中!