【収納】かごや収納ケースが入らないを解決!測り方のコツを片づけのプロが教えます

2022/02/18
  • 整理収納アドバイザー。無印×時短家事で50代からのシンプルライフのコツを発信  もっと見る>>

元無印良品スタッフでライフオーガナイザーのおだけみよです。

収納用品を買ってきたけど、なぜかうまく入らない…
測ったはずなのに入らない…

片づけの相談では「収納グッズがうまく入らなかった」というお悩みが多いです。
無印のスタッフ時代にも同じようなお声を何度もお聞きしました。

今回は「あれ~?入らない」がなくなる、測り方のコツを紹介します。


収納用品選びの鉄則は「きちんと測ること」

収納の失敗で意外に多いのは、パッと見て「入りそう」と思って買ってしまうこと。
その結果、ほんの数ミリの差で「入らない」「引き出せない」ことが意外と多いです。
偶然ぴったり…のシンデレラフィットを目指すのはNGです。
収納用品を買うときは、収納したい場所の長さを「きちんと測ること」が鉄則です。
測る時に注意することを紹介します。

1.凹凸になっている部分を省く

バリアフリーが主流になってきているといっても、まったく凹凸がないお宅はないと思います。

特に収納スペースは凹凸がいっぱいあります。
特に気を付けたいの扉部分。

この凸凹部分にあたって、収納ケースなどの引き出しが引き出せないことが多いので、計測時にはこの凹凸部分を除いて、実際に使える奥行きや高さを正確に測りましょう。

2.実際に収納に使える範囲を測る

収納あるあるで一番多いのが「扉が邪魔して入らない(または、引き出せない)」という失敗です。

間取りに書いてある寸法を参考に収納グッズを選ぶ方が多いのですが、間取りに書かれた寸法はは凸凹部分を含まないことが多いです。
そのため、記載に表記してある寸法を目安にすると、「扉が邪魔して使えない…」ということが発生します。

扉がついている収納スペースは、扉を開けた状態で実際に収納として使える範囲を測ることが大事です。

各場所別に注意したいことを紹介します。

洗面所やキッチンのシンク下

扉の高さと内側の高さが違うことがあるので注意してください。

押し入れやクローゼット

上段には天袋があり、2の部分に意外と高さがなかったというパターンがあります。
計画していた通りに収納ケースが入らないということが多いので、天袋までの高さをきちんと測ってください。

シンクなどの引き出しはどこまで引き出せるかを確認する

引き出しは内寸のみを測ると、実際に出したときに奥まで引き出せないことがあります。
我が家のシンク下がそうなのですが、奥まで引き出せないため、使い勝手のいい部分が限られています。
引き出しの内寸は奥行き35㎝ですが、実際に引き出すと取り出しやすいのは奥行き27㎝の部分までです。
そのため、引き出しの場合は実際引き出せる部分の奥行きを考慮して、仲物の配置を考えることが大事です。

計測はとにかく丁寧に!

収納用品を購入し、「きれいになる!」と思っていたのに、最後の最後で入らないとがっかりして、片づける意欲が急降下してしまいます。
そうならないためにも、収納場所の長さをしっかりと測り、場所にぴったりの収納グッズを選ぶことが大切です。

●この記事を書いたのは…おだけみよ

ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦を脱出して片付けのプロに。
無印良品が好きで店舗スタッフとして5年半勤務。
勤務先の店舗ブログにて収納関連記事や片付けワークショップを担当した経験あり。
サンキュ!styleでは片づけの他に料理や掃除など、家事がラクになるコツを発信中!

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