「捨てる」だけじゃなかった!暮らしを無駄なくシンプルに変えるコツ2つ
片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。
「片づけ」と聞くと大半の人が「捨てる」を連想するかと思います。
SNS上では「1日に1個捨てる」「3日に3個捨てる」など、捨てることに注目が集るのも当然です。
けれども、「捨てる」ことだけが、シンプルライフへの第一歩ではありません。
今回は捨てなくても暮らしがシンプルになるコツを紹介します。
1.ばらばらに収納しているものを1か所に集める
下着は脱衣所とクローゼット、日用品はパントリーとキッチン…など。
よく使う物をあちこちバラバラに収納していませんか。
物をバラバラに収納しているとここが不便
・全体量が把握できず、同じものをまた買ってしまう
・使いたい時にすぐ場所が思い出せない
効率が悪く無駄が生まれる原因になってしまいます。
改善策
よく使う物ほど一か所にまとめて収納すると、管理がしやすく無駄がなくなります。
ばらばらに収納したい時は、メモなどで収納している場所や数を把握しておきましょう。
2.よく使う物は出し入れしやすい場所に収納する
意外にできていない人が多いのがこれ。
出し入れしやすい場所がデッドスペースになっていることも多いです。
出し入れしやすい場所ってどうやって決めるの?
使い勝手のいいい高さは腰から目線の高さまで。
この高さを「ゴールデンゾーン」と言います。
この場所によく使う物を集めると、出し入れスピードがアップして、効率よく作業できるようになります。
特にキッチンはゴールデンゾーンを活用して収納を決めると、時短家事に繋がりやすくなります。
ここに注意!
出し入れしやすい高さだからこそ、ついついちょい置きしてしまいがち。
行き場のないものが集まってそのままになりがちな場所でもあります。
そのためよく使う物がバラバラになる原因になってしまいます。
収納などが使いにくいと感じたら、この場所を見直ししてみると作業の無駄がぐっと減ります。
「捨てる」以外に目を向けると、もっと片づく!
片づけは複数の方法を組み合わせることで、より使い勝手がよくなります。
「捨てる」ことだけに行き詰りそうになったら、今回の方法もぜひ取り入れてみてくださいね。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
2013年、ライフオーガナイザー1級を取得し、汚部屋主婦から片づけのプロに。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。