【シンプルライフ】築30年・38㎡「収納が少ない家」を選んだ理由
サンキュSTYLEライターで片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。
築30年・38㎡の賃貸でアラフィフからのシンプルライフ楽しんでいます。
今の部屋を選んだ時、決め手になったのは「収納が少ない」こと。
賃貸物件で人気があるのは断然「収納が多い」物件ですが、あえて真逆の条件を選びました。
実は収納が少ない物件は片づけ下手さんにもお勧めです。
今回は家選びの決め手になった収納のお話です。
メイン収納は3か所のみ
今の家のメイン収納は「押し入れ」「クローゼット」「下足箱」のみ
築30年越えの賃貸なので、パントリーなんていう今風のおしゃれな収納は皆無。
キッチンに関してはシンク下と吊戸棚の最小限の収納があるだけでした。
だけれど、そこがよかった。
住んでみて、必要なら最小限だけ収納を足せばいいと思っていたから。
収納が多いい家の盲点
「収納が多い」とメリットいっぱい!
そう感じますが、実は注意しなければいけないこともあります。
1.スペースがある安心感から物が増えてしまう
スペースにゆとりがあると、置く場所に困らないのでつい財布の紐が緩くなってしまいます。
その結果…
・家族が使う予定がない粗品をあちこちでたくさんもらってくる
・ストック品の箱買い・重複買いは日常茶飯事
・来客時は空き部屋に物を押し込んで「片づけ」終了
私が住んでいるとことは比較的大きな家が多いので、片づけのお悩みにはこういった悩みが多いです。
片づけ作業を進めると、「新たに収納グッズはいならいですね」なんてことも、よくある一コマでした。
2.あちこちに物が点在して、どこにどれだけあるか把握しにくい
下着は脱衣所と子供部屋
ストックは階段下とパントリー
など。
収納できる場所が多いと、意外に同じカテゴリーの物をバラバラにおいてしまう傾向ああります。
その為、ないと思って同じものを購入したり、使いたい時にさっと出せなかったり、不便なことも生まれやすくなります。
片づけたい時は「収納を減らす」ことを意識する
自分の家を片づける時は「収納を減らす」ことを、真っ先に意識しています。
場所がないと思うと、本当に残したいものをうまく厳選できることが多いです。
実際片づけ作業が進むと、新たに収納グッズを買い足すよりも、収納グッズを手放すことの方が多いです。
実はメリットが多い収納が少ない家
収納がないと意外な名案が生まれることも多いです。
一見、デメリットが多そうな「収納の少ない家」ですが、コンパクトな暮らしをするのには適した環境ともいえます。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦を脱出して片付けのプロに。
無印良品が好きで店舗スタッフとして5年半勤務。
勤務先の店舗ブログにて収納関連記事や片付けワークショップを担当した経験あり。
サンキュ!STYLEでは片づけの他に料理や掃除など、家事がラクになるコツを発信中!