物を手放すだけではスッキリしない!【成功する片づけ】に必要な事2つ
片づけのプロ・ライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
「物を手放せません」
「とにかく物を減らしたいです」
片づけで一番多い悩みが「物を減らすこと」に関する相談です。
一方で、
「減らしたのにすっきりしない」
「物が少なくなったはずなのに、いつの間にか元に戻っている」
このような相談も多いです。
実は物を減らすだけではスッキリしないことの方が多いです。
今回は片づけを成功させるために必要な事を紹介します。
1.物を手放すとどんな暮らしが待っているをか考える
「とにかく物を減らしたいです」
「捨てられなくて悩んでいます」
片づけというと、「まず手放す(捨てる)」
こう思い込んでいるか方が多いです。
確かに、物を整理する過程で結果的に「手放す(捨てる)」ことがあります。
けれども、物を多く手放せはいいということではありません。
大事なことは「物を手放した後の暮らし」
・今ある物がなくなったらどんな気持ちになるか
・反対に手放してしまったら困らないか
片づけに失敗する人は、勢いに任せて捨ててしまい後悔することが多いです。
あれこれ手放す前に、ひとつひとつしっかり考えてみましょう。
2.物をどれくらい持つか決めておく
手放して、「はい終了!」
このように考える方が多いのですが、手放した後の基準を決めることが大事です
洋服なら、「トップスは〇枚」「このスペースに掛かるだけ」「引き出し〇段分」
おもちゃなら「ケース〇ケース分」「おもちゃ箱〇個分」
ストック品ななら「〇個まで」
どのくらいの量を持つのかをしっかり決めておきましょう。
目安があれば、溢れそうになる前に対処することができるようになります。
その結果、すっきりした部屋を維持できるようになります。
捨てることよりも、自分が快適に暮らせる基準に目を向ける
片づけというと、「一日に〇個」「ゴミ袋〇袋」など、手放す量に注目することが多いです。
手放すものが多いと、一時的にスッキリすることはできます。
けれども、その状態をずっと維持することが困難で、元に戻ることが多いです。
手放す量よりも大事なことは、「自分が快適に暮らせる量」を把握しておくこと。
きちんと管理できれば、多少物が多くても快適に暮らせます。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
2013年、ライフオーガナイザー1級を取得し、汚部屋主婦から片づけのプロに。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。