【片づけ】物を減らしたたはずなのに…どこかスッキリしない理由とは
シンプルな暮らしを満喫中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
物は減ったはずなのに、どこかスッキリしない気がする…
片づけた後にこんな気持ちになったことはありませんか。
「ミニマリストになりたい」という相談は多いのですが、それと同じくらい「物を減らしたはずなのにスッキリしない」という相談も多いです。
物が減ればスッキリするはずなのに…なぜ?
今回はその理由を解説します。
そもそも、なぜ減らそう・手放そうと思ったの?
実は実際の片づけの相談でも、「なぜ手放そうと思いましたか?」と伺うことがあります。
・SNSで捨てたらいいと書いてありました。
・(インフルエンサーの)〇〇さんが捨てていました
・とにかく何か減らせばスッキリすると思って…
実際に、このような答えが返ってくることが多いです。
本当に手放しちゃってもいいの?
誰かが手放してスッキリできたとしても、同じものを自分が手放せばスッキリするとは限りません。
勢いで手放してしまって、あとから「捨てなければよかった…」と後悔した経験があるかもいらっしゃるのではないでしょうか。
原因は「他人軸」
自分以外の誰かが手放してスッキリした物でも、同じ物が自分にとっては必要なことが多々あります。
こちらは我が家の必需品ともいえるお鍋。
炊飯で毎日大活躍なのですが、人によっては琺瑯のお鍋は重たくて不要になることも多々あります。
このように「要不要」といった基準は人によって全然違います。
誰かが不要と感じた「他人軸」という基準に合わせても、うまくいかないのが自然な流れです。
大事なことは「自分にとって」必要かどうか、自分を中心に考える「自分軸」を持つことです。
まず「他人軸」を捨てて、「自分軸」を見つけよう
自分の基準を見つけるために、まず頭の中の整理から始めましょう。
●これからどんな暮らしがしたいですか?
●これからの暮らしでどんなものを持っていたいですか?
順番に考えていくと、自分にとって「必要な物」が見えてきます。
●自分のどんなものが多いと感じますか?
●その中で、これからの暮らしで残さなくてもいい物はありますか?
ここで、思い浮かんだものを手放しましょう。
ミニマリストへの第一歩は「自分軸」を持つこと
「自分にとって」必要な物が明確になっていると、片づけた後に「捨てなければよかった」と後悔することがなくなります。
「ミニマリスト=極端に物が少ない暮らしをしている人」とよく言われます。
けれども本来のミニマリストとは、「自分にとって必要なものを必要な数だけ持つ暮らしをしている人」だと感じています。
必要な分しかないので、物が少なく見えるのです。
まず「自分にとって」必要な物や心地いいという基準を、見つけることから始めましょう。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
整理収納アドバイザー。
汚部屋主婦から片付けのプロに。
「思考の整理から始める片づけ」を軸に、物だけでなく頭の中の整理に関するアドバイスも行う。
現在はオンラインでの情報発信が中心。
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