【片づけ】これやってたら要注意!失敗する片づけ3パターンとその対策
シンプルな暮らしを満喫中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
この春から、再び片づけの作業サービスを再開し、お客様のお悩みを直接お聞きすることが多くなりました。
「何から始めていいかわからない」
「いつも途中でやめてしまう」
「せっかく片づけても、すぐに元に戻ってしまう」
やはり、片づけが苦手な方は同じ失敗をしていることが多いです。
今回は片づけが苦手な方が、よくやってしまう失敗とその対策を紹介します。
1.何となく片づけ始める
SNSなど見て「よっしゃ!」とやる気になって片づけ始めたものの、途中で手が止まりがちにり、いつの間にか動かなくなってしまう。
悲しき片づけあるあるです。
原因は「方向性が見えていないこと」
自分がどんな風に片づけを進めていくかが見えていると、いざ迷っても次にどうしたらいいかヒントが見えてきます。
この時にヒントが見えてこないと、モチベーションが減り手が止まってしまうのです。
自分がこう暮らしたいという「ゴールをきちんと決める」
まず、手を動かし始める前に、片づいた後にどんな暮らしがしたいのか、ゴールをしっかりと考えてみましょう。
ゴールが見てくると、必然的にどうしたら理想にに近づけるかが見えてきます。
・理想の暮らし方
・今の暮らしとのギャップ
・ギャップを埋めるにはどうしたいいか
紙などに書いて、頭の中のイメージをしっかりと整理してみましょう。
方向性が決まるとモチベーションが維持され、手が止まりにくくなります。
2.まず、収納用品を買う
これは失敗の中でもワースト1と言っても過言ではないです。
目の前に散らかっているもを、何とか綺麗にしたいと、100円ショップなどへ。
これ、一番のNG行動です。
収納用品を用意して、中に詰め込めば一旦はい綺麗になったように見えます。
けれども、生活の変化で物が増えた時、また行き場のない物が散乱し元に戻ってしまいます。
あたらに収納用品を購入している分、実は片づけはじめる前よりも物が無駄に増えてしまっています。
そのため、リバウンドしてしまうと余計に収拾がつかなくなります。
納めることよりも、優先すべきは「物を適量にすること」
実は収まりきらない収納に、不要なものがぎっしり詰まっていることが多いです。
その為、今使う物の行き場がなく、あちこちに点在しがち。
片づけられない人に見られがちな傾向です。
まずは、収納中を確認して、「使わないもの」を取り出しましょう。
これだけで、かなりの量の物が減っていきます。
収納スペースが空けば、散乱しがちな「今使ているもの」を、収納する場所が生まれます。
散らかっているものがなくなるだけでなく、収納用品が不要になり部屋がグッと広くなることもあります。
3.とりあえず、捨てるのもを選ぶ
要るもの・要らないものを分け始めたものの、悩んでしまって作業がストップしてしまい片づけが進まなくなった…
これもよく相談される、片づけあるあるです。
原因は「捨てるもの」から選んでいること。
「まだ着られるのになぁ」
「全然使ってないのになぁ」
選んだ後に「捨てる」という結果があると思うと、マイナスな感情になり気分が重くなって手が止まりがちになってしまいます。
物の選別は「残す物から決める」
物を選ぶときは「これからも使う物」や「好きな物」から選びましょう。
これからも使い続けたい「残す物」を選ぶと、感情がプラスになり作業が進みやすくなります。
一番時間がかかるのが、最初に行う「物の選別」です。
ここで気分が重くなり挫折しないように、片づけた先のワクワクする未来で、気分よく使っていたい物から選びましょう。
3日坊主で終わらないように…
片づけに挫折してしまう人は、上記のどれか、あるいは全てをやらかしてしまっていることが多いです。
自分の失敗を振り返って、やり方を変えてみましょう。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。